●士林派【しりんは】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
士林派
しりんは
sarimp'a
朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) 時代,儒学を修めて官僚になった文人,学者,あるいはその予備集団をいう。士林派はその理想である儒教政治を実現するために中央政界への進出をはかって,力のある首領のもとで党派を結び,書院を根拠として,自党の拡大と他党排斥をはかった。このような士林派と対立したのが勲旧派で,15世紀末から 16世紀後半の士禍,党争はその権力争いであった。
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世界大百科事典 第2版
しりんは【士林派】
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