●声帯【せいたい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
声帯
せいたい
vocal cord
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デジタル大辞泉
せい‐たい【声帯】
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世界大百科事典 第2版
せいたい【声帯 vocal cord】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
声帯
せいたい
喉頭(こうとう)の中に左右1対ある粘膜の隆起で、呼気により振動して声を生成する器官をいう。日本人の声帯の長さは、成人男性で約12ミリメートル、女性で約9ミリメートルである。小児ではこれより短く、8歳児では男子も女子も約5ミリメートルで、体の成長につれて長くなるが、思春期に入るころに急速に成長して声変わりし、声帯は成人の長さになる。声帯の内部には声帯筋がある。両側の声帯の間を声門といい、そこを呼吸気が通過する。声を出すときには、声門閉鎖筋の働きで声門が閉鎖し、そこを呼気が通過して声帯を振動させることにより喉頭原音を発する。その音が声門の上下にある咽頭(いんとう)、口腔(こうくう)、鼻腔、気管、肺など(音声付属器官ともいう)で共鳴あるいは修飾され、通常われわれが聞いている声となる。声帯が腫(は)れたり、腫瘍(しゅよう)などができたり、声帯が麻痺(まひ)したりして、声門閉鎖が十分にできなくなると、声がかれる。
なお、動物の声帯については「発音」の項目を参照されたい。
[河村正三]
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精選版 日本国語大辞典
せい‐たい【声帯】
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