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声聞師【しょうもじ】

世界大百科事典 第2版

しょうもじ【声聞師】
中世において種々の呪術的な職掌や芸能に携わった陰陽師(おんみようじ)系の芸能者。〈しょうもんじ〉〈しょもじ〉とも。用字文献によってまちまちで唱門師,唱聞師,聖問師,唱文師,誦文師などとも記される。声聞師の源流については律令制下の中務(なかつかさ)省陰陽に属していた陰陽師が没落して民間に流れたものに始まるともされているが,よくわかっていない。声聞師の活動が目だってくるのは室町時代で,奈良では当時興福寺に所属する〈五ケ所〉〈十座〉と呼ばれる声聞師の群落があり,アルキ白拍子,アルキ御子,鉢タタキなどの〈七道者〉を支配しつつ,〈陰陽師,金口,暦星宮,久世舞,盆・彼岸経,毗沙門経等芸能〉をその職掌としていた(《大乗院寺社雑事記》)。

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精選版 日本国語大辞典

しょうもん‐し シャウモン‥【声聞師】
〘名〙 (「しょうもんじ」とも) =しょうもんし(唱門師)
※壒嚢鈔(1445‐46)九「民屋の門に立て、打金鼓を声聞師(シャウモンジ)と云」

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社日本史事典 三訂版

声聞師
しょうもんじ
中世,賤視された芸能民
もと中務省 (なかつかさしよう) の陰陽 (おんみよう) 寮に属した下級陰陽師の系譜をひき,家々の門に立って寿詞を唱えたことより「唱門師」とも書く。中世散所民・河原者とともに賤民とされ,いわゆる門付元祖。座を結成し,本来の卜占 (ぼくせん) のほか経読み・久世舞(曲舞)なども行った。

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デジタル大辞泉

しょうもん‐じ〔シヤウモン‐〕【声聞師】

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