●変数【ヘンスウ】
デジタル大辞泉
へん‐すう【変数】
2 《variable》コンピューターのプログラムで、数値や文字列などのデータを保持する仕組み。または、保持するデータの属性や利用目的に応じて与えられた、固有の文字や名称。保持したデータが適用される範囲により、ローカル変数とグローバル変数に分けられる。
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世界大百科事典 第2版
へんすう【変数 variable】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
変数
へんすう
いろいろな値をとって変わる数量を表している文字を変数という。これに対して、ある数値、あるいは一定の値を表している文字を定数という。普通、変数を表すにはx、y、z、……のようなアルファベットのあとのほうの文字を、定数を表すにはa、b、c、……のように初めのほうの文字を用いることが多い。しかし、これは習慣上の問題であり、そうしなければならないという決まりがあるわけではない。
x、y二つの変数について、xのほうが主体的に変化する数で、yのほうは、xに「伴って変わる量」になっていることがある。このとき、xを独立変数、yを従属変数(xの関数)という。独立変数、従属変数はいくつあってもかまわない。変数が実数の値しかとらないとき実変数、複素数値もとるとき複素変数という。関数の性質を調べるとき、微分積分法は実変数の関数についての議論であり、複素変数としての微分積分法の議論を展開するときは、関数論(複素変数関数論、複素関数論ともいう)とよばれる分野となる。以上は原義的な変数の意味であるが、近年は、一つの集合を考察しているとき、その集合の要素を一般的に表す文字をも変数とよぶようになっている。
[竹之内脩]
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精選版 日本国語大辞典
へん‐すう【変数】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
変数
へんすう
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