●外套膜【がいとうまく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
外套膜
がいとうまく
mantle
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デジタル大辞泉
がいとう‐まく〔グワイタウ‐〕【外×套膜】
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栄養・生化学辞典
外套膜
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世界大百科事典 第2版
がいとうまく【外套膜 mantle】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
外套膜
がいとうまく
軟体動物および腕足動物において、内臓嚢(のう)を覆うように広がった膜状の体表をいう。外套ともいい、これから貝殻が分泌される。外套膜の構造の違いにより、それぞれの種に特有の貝殻の形ができる。軟体動物のなかでも原始的な多板類(ヒザラガイ類)では、1枚の楕円(だえん)板状をなし、内臓嚢の背側にあって8枚の殻板を分泌する。二枚貝類(斧足(おのあし)類)では、左右2枚の外套膜が2枚の貝殻を分泌し体を包む。腹足類では内臓嚢の表面から足の背方に円筒状に広がり、内臓嚢のねじれに従って螺旋(らせん)状の貝殻をつくる。掘足(くっそく)類(ツノガイ類)では上端の開いた円錐(えんすい)形で、角笛状の貝殻ができる。頭足類の外套膜は1枚で、イカ類では円錐形、タコ類では嚢状をなし、表皮の陥入した嚢中に甲(ペンともいう)が分泌される。一方、シャミセンガイなど腕足動物では、背腹に1枚ずつの外套膜が伸び、貝殻を分泌するので、貝殻は背腹2枚となり、二枚貝類とは異なる。
[町田武生]
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精選版 日本国語大辞典
がいとう‐まく グヮイタウ‥【外套膜】
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