●外来【ガイライ】
デジタル大辞泉
がい‐らい〔グワイ‐〕【外来】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
がい‐らい グヮイ‥【外来】
〘名〙
① 外部から来ること。
※波形本狂言・神鳴(室町末‐近世初)「諸病(しゅびゃう)風よりこそおこりまらする。されども中風は外来(グハイライ)の風にもあらずと申せば」 〔易経‐无妄〕
② 外国や他の土地などから来ること。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「外来の先生、加之(しかも)打見た所芝居の女形にもなりそうな優男(やさをとこ)」
③ 患者が病院に外部から通うこと。また、その患者。病院で、そういう患者を受け付ける部門をもいう。
※風俗画報‐二四一号(1901)愛宕町「東京慈恵病院〈略〉外来診察場」
※行人(1912‐13)〈夏目漱石〉友達「廊下も控所も外来(グヮイライ)の患者で一杯に埋ってゐる事があった」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「外来」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●外来の関連情報