●多治見市【たじみ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
多治見〔市〕
たじみ
岐阜県南部,庄内川の上流土岐川沿いにある市。1940年市制。1944年小泉村,池田村の 2村,1951年市之倉村と笠原町(1952分立),1960年姫治村の一部をそれぞれ編入。2006年笠原町を編入。中世土岐氏の一族多治見氏の拠点として発展。良質の陶土を含む新第三紀層にあるため,古くから陶器製造が発達。安土桃山時代には名器を出し,美濃焼の名を高めた。中央本線開通後は付近の陶磁器の集散地も兼ね窯業都市として発展。大規模な陶磁器流通団地がある。市街地の多治見駅付近は陶磁器店が集中しており,多治見市美濃焼ミュージアムなどもある。虎渓山に建つ永保寺(開山堂,観音堂は国宝,庭園は国指定名勝),古虎渓は有名。国道19号線,248号線が通り,中央自動車道のインターチェンジがある。面積 91.25km2(境界未定)。人口 11万441(2015)。
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デジタル大辞泉
たじみ‐し〔たぢみ‐〕【多治見市】
⇒多治見
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