●夜明け前【よあけまえ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
夜明け前
よあけまえ
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デジタル大辞泉
よあけまえ【夜明け前】[書名]
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よあけ‐まえ〔‐まへ〕【夜明け前】
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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
よあけまえ【夜明け前】
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デジタル大辞泉プラス
夜明け前
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夜明け前
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世界大百科事典 第2版
よあけまえ【夜明け前】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
夜明け前
よあけまえ
島崎藤村の長編小説。1929~35年(昭和4~10)にかけて年4回の割で『中央公論』に連載。第一部は32年、第二部は35年、ともに新潮社刊。中仙道馬籠(なかせんどうまごめ)宿で本陣、庄屋(しょうや)、問屋(といや)を兼ねた青山半蔵(モデルは藤村の父正樹)の数奇な生涯を軸として、幕末維新の動乱期を描き、抑圧からの解放を求める「若い生命」の苦しみを浮かび上がらせた歴史小説。平田派の国学に心酔し、封建制度の圧迫を脱して生命の自由な発展を願う半蔵は、「この世に王と民しかなかつたやうな上(かみ)つ世(よ)」への復古を夢みて王政復古の実現に狂喜したが、維新後の改革の基調は西洋一辺倒の文明開化だった。木曽(きそ)山林問題にみられる圧政や神道軽視の風潮に失望した彼は、西洋の侵食を憂うる自製の和歌を明治天皇の行列に献じて罪に問われ、しだいに狂気に陥り、ついに菩提(ぼだい)寺に放火、座敷牢(ろう)に押し込められて悶死(もんし)する。藤村文学の到達点として、藤村が一貫して追求してきた宿命的な家系とその原点に位置する父の問題を通じて、わが国の近代化や文化の連続性の問題を考察し、個人の運命を包み込む「大きな自然(おのずから)」の存在を感じさせる大作である。
なお、村山知義(ともよし)が脚色した戯曲『夜明け前』は第一部が1934年11月、第2部が36年3月、それぞれ久保栄(さかえ)演出で新協劇団が築地(つきじ)小劇場で初演。全幕を通じて伊藤熹朔(きさく)装置の本陣宅の一杯舞台で時代の流れを表現し、新劇史を飾る作品となった。
[十川信介]
『『夜明け前』全四冊(岩波文庫・新潮文庫)』
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旺文社日本史事典 三訂版
夜明け前
よあけまえ
1929〜35年,『中央公論』に連載。
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