●大乗院【だいじょういん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大乗院
だいじょういん
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デジタル大辞泉
だいじょう‐いん〔‐ヰン〕【大乗院】
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世界大百科事典 第2版
だいじょういん【大乗院】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
大乗院
だいじょういん
興福寺を代表する門跡(もんぜき)。奈良市高畑町に旧跡がある。隆禅法印(りゅうぜんほういん)によって1087年(寛治元)に創設された。3代目の関白藤原師実(もろざね)の子尋範(じんはん)より摂関家の子弟が入室して発展。鎌倉時代、九条家や一条家出身の門主は禅定(ぜんじょう)院や龍華樹(りゅうげじゅ)院等の院主を兼帯し、長谷寺(はせでら)・永久(えいきゅう)寺などの末寺、荘園、寺僧、坊人(ぼうにん)、各種の商工業座などを支配して、一乗院と並ぶ大勢力を形成した。室町時代以降、しだいに衰退。近世には朱印地951石を有する門跡として存続したが、明治維新後、門主が還俗(げんぞく)したことによって廃絶した。
[稲葉伸道]
『永島福太郎著『奈良文化の伝流』(1951・目黒書店)』
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精選版 日本国語大辞典
だいじょう‐いん ‥ヰン【大乗院】
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