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大嘗祭【おおにえのまつり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大嘗祭
おおにえのまつり
大嘗祭」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大嘗祭
だいじょうさい
「おおにえのまつり」とも読み,大新嘗ともいう。天皇即位後最初に皇祖および天神地祇 (てんしんちぎ) に新穀を供え,これを食べる儀式。一世一度の新嘗 (にいなめ) 。即位式が7月以前ならば年内に,8月以降ならば翌年に行うことが,平安時代に定められた。まず,神饌を出す国郡の卜定 (近江丹波備中交互) が行われ,抜穂 (ぬきほ) 行事,御禊 (みそそぎ) などの準備を経て,悠紀 (ゆき) ,主基 (すき) ,回立 (かいりゅう) 殿から成る大嘗宮,辰日,巳日,午日 (豊明節会 ) などが行われる。平安時代も,大極殿焼亡以前が最も盛んで,以後次第に衰え,後土御門天皇のときに行われてから 222年間中絶し,東山天皇のときに再興,中絶ののち,桜町天皇以後は代々行われた。

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知恵蔵

大嘗祭
天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)新嘗祭は、収穫を祝い五穀豊穣(ほうじょう)を祈る式典で、その年の新穀を神に供えて天皇自らも食す行事。中世に一度途絶えたが、その後復活した。明治以後、新嘗祭の祭日は11月23日と定められ、1948年以後、現在の勤労感謝の日として受け継がれている。
大嘗祭は、旧皇室典範には記されていたが、47年に日本国憲法と同時に施行された現在の皇室典範には定めがない。また、宗教性の強い儀式であるとして、政教分離の観点から国費で行うことを疑問視する意見もある。90年の前回は、国から皇室の公的活動に支出される廷費約22億5000万円が使われた。法的根拠を持たない大嘗祭の実施に批判的な声も多く、日本弁護士連合会会長やキリスト教系大学の学長らによる声明や、国費の支出などを違憲とする訴訟が相次いだ。
今回は、2019年11月14日から15日に予定されており、政府は「極めて重要な伝統的皇位継承儀式で公的性格がある」として宮廷費を支出する方針を決めている。これに対して、秋篠宮さまが、国費で行うべきではないとの考えを宮内庁長官らに伝えたが検討されなかったことを、18年の誕生日を前に行った会見で明らかにした。
(原田英美 ライター/2019年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

大嘗祭
天皇の即位に伴う一世一代の儀式。中核の「大嘗宮の儀」では、新天皇がその年に収穫された米などを神々に供え、自身も食し、五穀豊穣(ほうじょう)や国家安寧を祈る。来年11月14~15日に予定。皇居・東御苑に大嘗宮が新設され、儀式後に解体・撤去される。今回の大嘗祭関係経費は約27億円で、うち大嘗宮設営費は約19億円となっている。
(2018-12-24 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

おおなめ‐まつり〔おほなめ‐〕【大×嘗祭】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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だいじょう‐さい〔ダイジヤウ‐〕【大×嘗祭】
天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)および天神地祇に供え、自らも食する、一代一度の大祭。祭場を東西2か所に設け、東を悠紀(ゆき)、西を主基(すき)と称し、神に奉る新穀をあらかじめ卜定(ぼくじょう)しておいた国々の斎田から召した。おおなめまつり。おおにえのまつり。だいじょう。

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世界大百科事典 第2版

だいじょうさい【大嘗祭】
おおにえのまつり,践祚(せんそ)大嘗祭,大嘗会(だいじようえ)などともいう。古代から続く天皇即位の儀式。天子が年毎のの初穂を,皇祖神に供えて共食する祭りを新嘗祭(にいなめさい)といい,それとほぼ同じ内容を,天子一代に一度の大祭として行うのが大嘗祭である。古くはこの祭りによってあらたな天皇の資格が完成するものとされていた。〈新嘗〉と区別した語としての〈大嘗〉は《日本書紀》天武2年(673)にみられるが,祭りそのものは古代の王権の歴史とともに古いはずで,さらにその淵源農村収穫儀礼や成年式に求めることができる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

おおなめまつり【大嘗祭】
だいじょうさい大嘗祭

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おおにえのまつり【大嘗祭】
だいじょうさい大嘗祭

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だいじょうさい【大嘗祭】
天皇の即位後最初の新嘗祭しんじようさい。一代一度の祭事。おおなめまつり。おおにえのまつり。

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精選版 日本国語大辞典

おおなめ‐まつり おほなめ‥【大嘗祭】

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だいじょう‐さい ダイジャウ‥【大嘗祭】
〘名〙
① 天皇が即位の後、初めて行なう新嘗(にいなめ)の祭。その年に新たに収穫された穀物を、天皇みずから、祖神天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめ天地のよろずの神々にさし上げる一代一度の大礼。祭に用いられる新穀は、あらかじめ卜定(ぼくじょう)された悠紀(ゆき)、主基(すき)の国から奉られ、祭の日の夜、天皇は新しく造られた大嘗宮の悠紀殿ついで主基殿で、これを神に供え、みずからも喫する。即位後必ず行なわれるから践祚大嘗祭ともいい、一世一度の新嘗であるから大新嘗(おおにいなめ)ともいう。儀式は、受禅即位が七月以前ならばその年の、八月以後ならば翌年の、諒闇登極(りょうあんとうきょく)の場合は諒闇後の、一一月の下の卯の日(三卯ある時は中の卯の日)より始まり、辰の日の悠紀節会、巳の日の主基節会、午の日の豊明節会にいたる四日間にわたって行なわれる。辰の日以後は諸臣と饗膳を共にする節会である。後柏原天皇以後中絶し、東山天皇の時に再興されたが、中御門天皇の時は行なわれず、桜町天皇の時、復興されて現在に至っている。大嘗会(だいじょうえ)。おおにえのまつり。《季・冬》 〔儀式(872)〕
※令集解(868)神祇「朱云。下卯大嘗祭。〈略〉毎年毎世大嘗。並此日可祭。但毎世大嘗祭年者。毎年大嘗不祭也」

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