●大日堂舞楽【ダイニチドウブガク】
デジタル大辞泉
だいにちどう‐ぶがく〔ダイニチダウ‐〕【大日堂舞楽】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉プラス
大日堂舞楽
出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
だいにちどうぶがく【大日堂舞楽】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
大日堂舞楽
だいにちどうぶがく
秋田県鹿角(かづの)市八幡平字(はちまんたいあざ)小豆沢(あずきさわ)の大日堂で正月2日に行われる舞楽。祭堂(ざいどう)(在堂)ともよばれる。祭礼は小豆沢のほか大里(おおさと)、長嶺(ながみね)、谷内(たにない)の四つの集落によって担われるが、舞の演目は各村の分担が伝承で定められている。神子(みこ)舞(四か村)、加名手(かなて)舞(同)、権現(ごんげん)舞(小豆沢)、駒(こま)舞(大里)、烏遍(うへん)舞(長嶺)、鳥舞(大里)、工匠(こうしょう)舞(ばぢ堂舞とも。大里)、田楽(でんがく)舞(小豆沢)、五大尊(ごだいそん)舞(谷内)となっている。維新前には小豆沢の別当および一の庭、大里の籠屋(かごや)、谷内の大博士(おおばかせ)などとよばれる世襲の頭役は南部家から扶持(ふち)を支給されていた。中央の舞楽とはその曲目も異なり、地域的な信仰と結び付いた民俗的色合いの濃厚な独自の芸態を伝承している。1976年(昭和51)国の重要無形民俗文化財に指定された。
[高山 茂]
また、2009年(平成21)ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。
[編集部]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
事典 日本の地域遺産
大日堂舞楽
「無形文化遺産」指定の地域遺産。
八幡平の大日堂で正月2日に演じられる芸能。養老年間(717~724)に都からきた楽人によって伝えられた舞楽が起源とされている。大里、谷内、小豆沢、長嶺の4集落がそれぞれ異なる舞を伝承しており、能衆と呼ばれる人々が世襲で舞を継承する。重要無形民俗文化財(民俗芸能:渡来芸・舞台芸)
出典:日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「大日堂舞楽」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●大日堂舞楽の関連情報