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大東急記念文庫【だいとうきゅうきねんぶんこ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大東急記念文庫
だいとうきゅうきねんぶんこ
東京都世田谷区上野毛所在。国宝3点を所蔵する。『白描絵料紙理趣経』1巻は鎌倉初期の装飾経で,建久3 (1192) 年崩御した後白河法皇供養のため『金光明経』4巻に次いで翌4年に写経されたもの。それより以前,法皇の命による物語絵巻を制作中であったが,それを中断し写経の料紙とした。そのため白描の下絵のままで人物も未完となったため,「眼無経」とも称される。未完の下絵はやまと絵の貴重な資料となっている。『史記孝景本紀第十一』1巻は劉宋裴いんによる『史記』の注釈書の平安時代の古写本で,大江家国が延久5 (1073) 年に書写し読解の教科書として用いたもの。朱筆で乎古止点,諸註などが書込まれ,以後加筆されながら大江家に代々伝えられた。『六祖挟担図』1幅は中国禅宗第6祖慧能の出家機縁を描いたもので,縦 93cm,横 36.4cmの紙本墨画。図上には,南宋末期の制作であることを示す偃鶏広聞のがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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