●大野町【おおの】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大野〔町〕
おおの
岐阜県南西部,揖斐川と根尾川に挟まれた町。1932年町制。1954年豊木村,富秋村,西郡村の 3村と合体。1956年鶯村,1960年川合村をそれぞれ編入。古墳や条里制の遺構があり,大宝令の駅伝の町で歴史は古い。揖斐川と根尾川の扇状地と洪積台地上に位置し,中心集落の黒野は商業の中心地。農産物は米,カキなどで,富有柿は特産。北部の石灰岩山地にセメント工業が立地。国の史跡に野古墳群 (前方後円墳 4,円墳 3) ,国の天然記念物に揖斐二度ザクラがある。国道303号線が通じる。面積 34.2km2。人口 2万3453(2015)。
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