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大陸斜面【たいりくしゃめん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大陸斜面
たいりくしゃめん
continental slope
陸棚斜面大陸棚斜面ともいう。大陸棚の外縁から数度 (3~6°) のやや急な傾斜をもって大洋底に達するまでの海底地形。深さは約 200~3000m。大斜面は汎世界的に認められる海底地形で,斜面には海底谷や海段が発達することが多い。斜面上の堆積物は大陸棚上の堆積物より細粒のものが多く,そのかなりの部分が陸性堆積物である。大陸性地殻と海洋性地殻の遷移部である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵

大陸斜面
大陸棚の外縁から深海底までの、大規模な斜面の総称。平均傾斜は約6度だが、起伏に富み、鉛直に近い崖や平坦面が見られる場所もある。太平洋大部分ではその下部海溝で区切られ、大西洋の両縁では次第に勾配が緩くなり、深海底に続く。この傾斜の緩い部分をコンチネンタルライズという。地殻構造上は、海溝底またはコンチネンタルライズのが海と陸の境界。ここより陸側(大陸縁辺部)の地殻は大陸性。
(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

たいりく‐しゃめん【大陸斜面】
大陸棚の外縁から大洋底に続く、やや急傾斜の斜面。水深約200~3000メートルの地域。場所によっては海溝へと続く。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

たいりくしゃめん【大陸斜面】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

大陸斜面
たいりくしゃめん
continental slope

大陸棚の外縁から沖に向かって、深海底につながる傾斜面。一般に、褶曲(しゅうきょく)海岸の沖合いでは傾斜が大きく、平均で5度40分、河口の沖合いで小さく、平均で1度20分、世界の平均傾斜は4度7分といわれている。チリのサンティアゴの沖合いでは、大陸棚からバートレット・トラフまで比高6000メートルを、45度近い傾斜で一気に落ち込んでいるから、陸上では想像もつかない大景観である。大陸斜面は、構造的には大陸と海洋との境界部とされてきた。国連海洋法条約では、開発に際し主権の及ぶ大陸棚の範囲、つまり経済的な陸と海との境界は、大陸斜面の脚部(大陸斜面の傾斜がもっとも大きく変化する地点)を基準としている。

[安井 正・佐伯理郎]

『星野通平著「大陸斜面」(岩下光男ほか編『海洋科学基礎講座8 深海地質学』所収・1970・東海大学出版会)』『山田梅芳ほか著『東シナ海大陸斜面未利用資源調査』(1991・西海区水産研究所)』『三沢良文著『Suruga Bay, Japan――Marine Geology』(2000・東海大学出版会)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

たいりく‐しゃめん【大陸斜面】
〘名〙 大陸棚(だな)と大洋底の境界をつくる斜面。平均勾配(こうばい)二~四度。海面下約二〇〇~三〇〇〇メートル。大陸棚崖。

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