@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

大館盆地【おおだてぼんち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

大館盆地
おおだてぼんち
秋田県北部,米代川沿いの断層盆地大館市の市街地一帯に広がる。東西 8km,南北 18km,面積 230km2。盆地の周囲は新第三紀層の山地からなり,東縁は南北方向,北縁は北東から南西,南縁は南東から北西方向に断層崖が延びる。盆地の周辺には洪積台地が発達し,川沿いに沖積低地がある。低地水田に利用され,周辺の山地には秋田杉の美林が多い。特に新沢国有林は有名。盆地の北部,釈迦内,松峰付近で黒鉱が発見され多量に産出されたが,1994年に閉山した。秋田犬,声良鶏(こえよしどり)の本場で,その飼育が盛ん。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

おおだて‐ぼんち〔おほだて‐〕【大館盆地】
秋田県北東部、米代(よねしろ)川上流にある盆地。面積230平方キロメートル。中央部の沖積低地では米作が盛んで、周辺の山地は秋田杉の美林で知られる。中心都市は大館市

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

おおだてぼんち【大館盆地】
秋田県北部,米代川中流の盆地。奥羽・出羽山地間に介在し,東の花輪盆地,西の鷹巣盆地には,先行性の米代川の渓谷で通ずる。東西約10km,南北約18kmの不等辺三角形を呈し,面積約130km2。断層盆地で,東縁は秋葉山断層崖,南西縁は薬師森断層崖で限られる。盆地の北東部は長木川の,南西部はさい)川のゆるやかな扇状地状堆積で,旧堆積面は洪積台地となる。大館市街地のある台地は,標高60~80m,比高10~15mを示す。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

大館盆地
おおだてぼんち

秋田県北部、奥羽山脈と出羽(でわ)山地の間にある陥没盆地。米代川(よねしろがわ)の上流に位置する。東西8キロメートル、南北18キロメートル、面積230平方キロメートル。盆地の形は北に開いたV字型である。盆地の形成は鮮新世(500万~170万年前)後期の山地の隆起で始まり、更新世(170万~1万年前)前期の盆地床の沈降による。盆地床は4段の段丘と米代川およびその支流沿いの沖積低地からなる。最高位以外の段丘の堆積(たいせき)物は、十和田火山(とわだかざん)に由来する軽石質火山灰とその二次生成物である。沖積低地は水田に利用され、四周にはアキタスギ(秋田杉)の美林が多い。盆地の地表下数百メートルには黒鉱鉱床が分布し、花岡、釈迦内(しゃかない)、松峰、餌釣(えづり)などの鉱山が開発された。盆地の中心は大館市。

[宮崎禮次郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大館盆地」の用語解説はコトバンクが提供しています。

大館盆地の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation