●天一坊【てんいちぼう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天一坊
てんいちぼう
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デジタル大辞泉
てんいちぼう〔テンイチバウ〕【天一坊】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
天一坊 てんいちぼう
宝永2年生まれ。江戸南品川の山伏常楽院(赤川大膳)らとはかって,将軍徳川吉宗の落胤(らくいん)といつわり,浪人をあつめ金品をだましとったため,捕らえられ享保(きょうほう)14年4月21日死罪。25歳。のち講談や歌舞伎の「大岡政談」にとりいれられ評判になった。名は改行。通称は源氏坊天一。
出典:講談社
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世界大百科事典 第2版
てんいちぼう【天一坊】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
天一坊
てんいちぼう
実録本、講談、歌舞伎(かぶき)脚本などの登場人物。1728年(享保13)8代将軍吉宗(よしむね)の治世に、天一坊改行という山伏が吉宗の落胤(らくいん)と自称して浪人を集めていたが、捕らえられて獄門に処せられた事件を、大岡越前守(えちぜんのかみ)の名裁判を集めた『大岡政談』に結び付けたもの。江戸末期に初代神田伯山(かんだはくざん)の講談『大岡政談天一坊』で評判になった。歌舞伎にも取り入れられたが、とくに河竹黙阿弥(もくあみ)が1875年(明治8)1月の東京・新富(しんとみ)座に書き下ろし、5世尾上(おのえ)菊五郎の天一坊、5世坂東(ばんどう)彦三郎の大岡越前守、初世市川左団次の山内伊賀亮(やまのうちいがのすけ)らによって初演された『扇音々(おうぎびょうし)大岡政談』は、講談に則して脚色したもので好評を博し、今日でもときどき上演されている。
[松井俊諭]
『辻達也編『大岡政談Ⅰ』(平凡社・東洋文庫)』
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367日誕生日大事典
天一坊 (てんいちぼう)
江戸時代中期の修験者
1729年没
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精選版 日本国語大辞典
てんいちぼう ‥バウ【天一坊】
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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
天一坊
てんいちぼう
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天一坊
(通称)
てんいちぼう
- 元の外題
- けいせい節用集 など
- 初演
- 明和5.1(京・尾上座)
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