●天命【てんめい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天命
てんめい
Tian-ming
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デジタル大辞泉
てん‐めい【天命】
2 人の力で変えることのできない運命。宿命。
3 天の定めた寿命。天寿。「
4 天の与える罰。天罰。
「―とはいいながら富五郎はばたばた苦しみまして」〈円朝・真景累ヶ淵〉
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デジタル大辞泉プラス
天命
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世界大百科事典 第2版
てんめい【天命】
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てんみょう【天命】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
天命
てんめい
旧中国で、超越的存在としての天が人間に命じ与えたものをいう。西周時代には、天は、無道の君主から天子たるべき命を取り上げ、新しい王朝に命を降(くだ)すとされた。これは、殷(いん)を滅ぼした周がその位置を正当化しようとしたことによるもので、『書経』『詩経』や金文(きんぶん)に現れる。この考え方は、王朝の交代を説明する易姓(えきせい)革命の原理として、以後も中国の政治思想や歴史意識に大きな影響を残した。天命は、天下全体の問題として考えられたとともに、個々の人間の段階では、運命の意味において、さらには、人間の固有の道徳性を内容とするものとして解された。『論語』に「天命を知る」とあるのはそれである。また一般的には、宿命観を表すことばとして広く使用された。
[内山俊彦]
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精選版 日本国語大辞典
てん‐めい【天命】
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