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天目【てんもく】

世界大百科事典 第2版

てんもく【天目】
天目形(てんもくなり)の碗および黒釉のかかった陶磁器総称。鎌倉時代に中国の浙江省にある天目山の禅院に学んだ僧侶たちが,帰国にあたって持ち帰った黒釉のかかった喫茶用の碗を天目と呼んだのに始まるという。後世この碗形のものを釉調にかかわりなく天目茶碗天目形と呼び,また黒釉のかかったものを器形に関係なく天目,黒釉を天目釉などと呼んでいる。黒釉のかかった天目は中国,朝鮮,日本,タイ,カンボジアなど東アジア各地で盛んに作られた。

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大辞林 第三版

てんもく【天目】
天目茶碗に同じ。
擂鉢すりばち形の茶碗の総称。
天目台の略。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

てんもく【天目】
〘名〙
① (中国浙江省天目山の寺院で使用していたのを五山の僧などが持ち帰って賞したところからいう) 茶の湯に用いる、浅く開いたすり鉢形の茶碗。また、すり鉢形をした茶碗の総称。天目茶碗。
※庭訓往来(1394‐1428頃)「茶具者建盞・天目」
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三「其上に女が天目へ茶を載せて出す」
③ 武具。①の形状を標示した指物(さしもの)の名。

出典:精選版 日本国語大辞典
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デジタル大辞泉

てん‐もく【天目】
天目茶碗。また一般に、茶碗。
天目台」の略。

出典:小学館
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