●天荊【てんけい】
デジタル版 日本人名大辞典+Plus
天荊 てんけい
京都妙心寺の僧であったが,右武衛殿(うぶえいどの)(九州探題渋川氏か)の命で,天正(てんしょう)5年(1577)と15年に修好のため朝鮮にわたる。文禄(ぶんろく)の役で小西行長にしたがい,朝鮮側に対する文書の作成にあたった。著作に「右武衛殿朝鮮渡海之雑藁(ざっこう)」,日記に「朝鮮国往還日記」「西征日記」。
出典:講談社
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