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天衣無縫【テンイムホウ】

デジタル大辞泉

てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》
天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「天衣無縫な(の)傑作」
天真爛漫(てんしんらんまん)なこと。また、そのさま。「天衣無縫に振る舞う」
九連宝灯(チューレンパオトウ)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

てんいむほう【天衣無縫】
名 ・形動 [文] ナリ 
太平広記女仙より。天女の衣には縫い目がないということから
詩歌などにわざとらしさがなく自然に作られていて、しかも美しいこと。
性格が無邪気で飾り気がない・こと(さま)。天真爛漫てんしんらんまん -な人柄

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

天衣無縫
てんいむほう
天女の衣服にはい目などといった人の手が施されていないとの意で、詩文などが流れるように自然で、技巧が目につかず、すこしの抵抗も感じないことをいう。『霊怪録』に、郭翰(かくかん)という人が、ある夏の夜、庭に寝転んで空中を見ていると、織女が天下ってきたので、よくよくその着衣を見てみると、縫い目がまったくない。そこでそのわけを尋ねると、織女が「天衣はもともと針と糸(針線)でつくったものではない」と答えたとある、による。[田所義行]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

てんい‐むほう【天衣無縫】
〘名〙 (形動)
① (「霊怪録」の「郭翰、乗月臥庭中、仰視空中、有人冉冉而下、曰、吾天上織女也。徐視其衣竝無縫。翰問之、曰、天衣本非針線為也」による) 天人の着物に縫い目のような人工の跡がないこと。転じて、文章、詩歌などに技巧のあとが見えず、ごく自然にできあがっていてしかも完全で美しいこと。また、そのさま。
※筆まかせ(1884‐92)〈正岡子規〉一「此詩の如き真個の唐調にて天衣無縫ともいはんか」
② 人柄などが、天真爛漫であること。また、そのさま。
※スタンダールの小説主張(1943)〈大井広介〉「味方の策戦からすらずれて終ふ、天衣無縫なファブリスの希求が浮びあがる」

出典:精選版 日本国語大辞典
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