●太上老君【たいじょうろうくん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
太上老君
たいじょうろうくん
Tai-shang lao-jum
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デジタル大辞泉
たいじょう‐ろうくん〔タイジヤウラウクン〕【太上老君】
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世界大百科事典 第2版
たいじょうろうくん【太上老君 Tài shàng lǎo jūn】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
太上老君
たいじょうろうくん
道家思想の祖として知られる老子が、道教(2世紀後半に始まる中国の民俗宗教)において神とされたときの尊称。確実なところ『魏(ぎ)書』「釈老志」(5世紀前半の北魏における道教の記録)を初見とし、そこでは最高神として扱われている。しかしその後、道教の教理が発展するに伴い、より高次元の神として元始天尊(げんしてんそん)(応化身(おうげしん)としての老君に対して法身(ほっしん)にあたる)、太上道君(老子の説く「道」の神格化)が出現すると、太上老君はその下に置かれるようになった。以上の三神を三尊という。老君は三尊中の下位にあるとはいえ、もっとも人間的な神として民衆に親しまれ、現在なお東南アジアの各地にその祠廟(しびょう)がある。老君の真身(しんしん)は永遠に天上にあるが、時機に応じて地上に化現(けげん)するとされており、思想家としての老子の在世もその一つに数えられるが、さらにその後も歴代に化現して経典や戒律を授けたと伝えられる。
[楠山春樹]
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精選版 日本国語大辞典
だいじょう‐ろうくん ダイジャウラウクン【太上老君】
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