●太行山脈【タイコウサンミャク】
デジタル大辞泉
たいこう‐さんみゃく〔タイカウ‐〕【太行山脈】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
たいこうさんみゃく【太行山脈 Tài háng shān mài】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
太行山脈
たいこうさんみゃく / タイハンシャン
中国、華北平原と山西高原の境を南北に走る山脈。北は河北省北西部の燕山(えんざん)山地より発し、南西走して山西省北部に至る恒山(こうざん)、五台山を分岐し、南は黄河北岸に至る。古生代以前の古い地層からなり、開析はよく進んでいる。一般に北のほうが高度が高く、また西に緩く東に急な傾動性の地形をもつ。標高は1000~2000メートルと高くはないが、東側が急峻(きゅうしゅん)な断層崖(だんそうがい)をなし、東シナ海からの季節風を遮るなど、気候上、中国北部に与える影響力は大きい。歴史的にも、都のある華北平原の西の障壁として東西を区分する役割を果たし、第二の長城とみなされる一方、山脈を横断する河川や峠道は東西交通の関門となった。これらの峠道のなかで、井陘(せいけい)、飛狐(ひこ)などの八路は太行八陘(たいこうはっけい)とよばれ、古来有名である。また東西の山麓(さんろく)は、石炭、鉄鉱、硫黄(いおう)など鉱物資源の宝庫である。
[秋山元秀]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
たいこう‐さんみゃく タイカウ‥【太行山脈】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社世界史事典 三訂版
太行山脈
たいこうさんみゃく
Tàiháng Shānmài
出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
太行山脈
たいこうさんみゃく
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「太行山脈」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●太行山脈の関連情報