●奈良【ナラ】
デジタル大辞泉
なら【奈良】[地名]


[補説]平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」として法隆寺と法起寺が、平成10年(1998)に「古都奈良の文化財」の名で東大寺、興福寺、春日大社と春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡が世界遺産(文化遺産)に登録された。
出典:小学館
監修:松村明
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なら【奈良】[姓氏]
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旺文社日本史事典 三訂版
奈良
なら
奈良県最北部にある県庁所在地。710年から784年までの都
奈良時代には乃楽・寧楽・平城などと書いたが平安時代に奈良の字に固定。元明天皇の平城京造営に始まり,以後7代74年間首都として繁栄した。784年,山背国長岡京に遷都後,荒廃して田畑と化したが,のち東大寺・興福寺・春日神社の門前町として発達。中世には興福寺・東大寺の支配下にあって商工業が発達し,市がたち,興福寺一乗院・大乗院や東大寺・春日神社を本所とする多くの座が結成された。江戸時代には天領となり奈良奉行が置かれた。1898年市制施行。国際的観光都市として発展。
奈良時代には乃楽・寧楽・平城などと書いたが平安時代に奈良の字に固定。元明天皇の平城京造営に始まり,以後7代74年間首都として繁栄した。784年,山背国長岡京に遷都後,荒廃して田畑と化したが,のち東大寺・興福寺・春日神社の門前町として発達。中世には興福寺・東大寺の支配下にあって商工業が発達し,市がたち,興福寺一乗院・大乗院や東大寺・春日神社を本所とする多くの座が結成された。江戸時代には天領となり奈良奉行が置かれた。1898年市制施行。国際的観光都市として発展。
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