●奥羽山脈【おううさんみゃく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
奥羽山脈
おううさんみゃく
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デジタル大辞泉
おうう‐さんみゃく〔アウウ‐〕【奥羽山脈】
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世界大百科事典 第2版
おううさんみゃく【奥羽山脈】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
奥羽山脈
おううさんみゃく
東北地方の中央部を南北に走る山脈。北は青森県陸奥(むつ)湾南部の夏泊半島(なつどまりはんとう)から岩手、秋田、宮城、山形の県境を走り、福島、栃木県で帝釈山脈(たいしゃくさんみゃく)に合するまで約500キロメートルに及ぶ。第三紀層の褶曲(しゅうきょく)隆起帯上に那須火山帯(なすかざんたい)が重複し、新期の火山噴出物がのって2000メートル内外の高度に達する山が多い。八甲田山(はっこうださん)、八幡平(はちまんたい)、岩手山、栗駒山(くりこまやま)、駒ヶ岳、吾妻山(あづまやま)、蔵王山(ざおうさん)、安達太良山(あだたらさん)、那須岳などの火山がみられる。山脈は中新世以降の造山運動によって生じた山地で、数多くの金属鉱床をもち、さまざまな火山地形と同時に温泉群を有する。十和田八幡平国立公園、栗駒国定公園、蔵王国定公園、磐梯(ばんだい)朝日国立公園、さらに日光国立公園の一部をも含むわが国有数の山岳自然公園を誇っている。
南北に長い奥羽山脈は、古くから東西地域の連絡に障害となり、険しい峠の交通によって結ばれてきた。現在ではJR花輪線、北上線、田沢湖線、陸羽東線、仙山線、奥羽本線、磐越(ばんえつ)西線が山脈を横断、国道も46~49号、107号などが通ずる。国道46号は、仙岩トンネル開通(1966)以前は、積雪によって国見峠が冬季不通となっていたが、いまでは年間を通して東西交通が自由となっている。また、岩手県北部の花輪線沿いに山脈を横断し、秋田県鹿角(かづの)市から青森県に通じる東北自動車道も開通した。
[川本忠平]
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精選版 日本国語大辞典
おうう‐さんみゃく アウウ‥【奥羽山脈】
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