●女官【にょかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
女官
にょかん
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デジタル大辞泉
じょ‐かん〔ヂヨクワン〕【女官】
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にょう‐かん〔‐クワン〕【女官】
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にょ‐かん〔‐クワン〕【女官】
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世界大百科事典 第2版
にょかん【女官】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
女官
にょかん
本来は『後宮職員令(ごくしきいんりょう)』に定められた内侍司(ないしのつかさ)・蔵司(くらのつかさ)などの十二司に勤務する女子(宮人(くにん))。後宮(こうきゅう)十二司には、尚―・典―・掌―(例、蔵司=尚蔵・典蔵・掌蔵)の職事(しきじ)の下に、女孺(にょじゅ)や采女(うねめ)(散事(さんじ))が置かれた。奈良時代を経て平安中期に至る間に変遷し十二司は解体に向かい、内侍司中心に再編され、上級女官には命婦(みょうぶ)(令制は五位以上の女子を内(ない)命婦、五位以上の官人の妻を外(げ)命婦という)、下級女官には女蔵人(にょくろうど)・得選(とくせん)・女史など多くの職ができた。なお下級女官のみを女官と称している場合もみられる。また「にょうかん」とも読み、近世に「にょかん」は上級女官を、「にょうかん」は下級女官を称するという説があるが疑問である。
[黒板伸夫]
『野村忠夫著『後宮と女官』(1978・教育社歴史新書)』▽『角田文衛著『日本の後宮』(1973・学燈社)』▽『須田春子著『律令制女性史研究』(1978・千代田書房)』▽『須田春子著『平安時代後宮及び女司の研究』(1982・千代田書房)』▽『浅井虎夫著、所京子校訂『新訂女官通解』(講談社学術文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
じょ‐かん ヂョクヮン【女官】
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にょう‐かん ‥クヮン【女官】
(2)桃山最末期の「岷江入楚‐二九」では「女官なども 私云女官に二の心有。女官と云は内侍、命婦、蔵人ごとき女の官を云。是をばにょくゎんと云なり。〈略〉又にょうくゎんと云あり。是は下臈女なり。〈略〉台所の女官御湯殿の女官あり。此時は女の字をにようと引なり」とあり、宮中に仕える女性の官人のうち、上級のものを「にょかん」、下級のものを「にょうかん」というとする。
(3)読みの明らかでない例は本項にまとめた。
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にょ‐かん ‥クヮン【女官】
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