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女性【ジョセイ】

デジタル大辞泉

じょ‐せい〔ヂヨ‐〕【女性】
おんな。婦人。女子。一般には、成人した女をいう。「女性の社会進出がめざましい」「女性編集者」⇔男性
インド‐ヨーロッパ語系の文法で、名詞・代名詞・形容詞などの性の区別の一。男性・中性に対する。
[用法]女性・婦人――「女性(人)の地位の向上」「女性(婦人)解放運動」など相通じて用いられる場合もある。◇「女性」は江戸時代までは「にょしょう」と読んだ。「じょせい」となったのは明治以降で、欧州語系の文法用語の、男性・中性・女性としてまず使われるようになったといわれる。◇「婦人」は古くからの語で、成人した女性、また人妻の意であった。多く文章語として用いられたが、明治以降は男と同等の社会的存在としての女を意味する語として使われるようになった。◇「女性」「婦人」の複合語は多く慣用によるものであり、互いに言い換えることのむずかしいものが多い。「女性的」「女性ホルモン」「婦人科(病)」「婦人警官」など。◇現在では「婦人」という語も女性差別を表す語であるとして、「女性」に言い換える傾向がある。東京都生活文化局の「婦人青少年部婦人計画課」は「女性青少年部女性計画課」と名称変更を行った。◇これらは、「女性(じょせい)」という語が最もあたらしく、かつ文法用語・学術用語として使われて、中立的であるからといえよう。

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にょ‐しょう〔‐シヤウ〕【女性】
女の人。じょせい。

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世界大百科事典 第2版

じょせい【女性】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

女性
じょせい

女性雑誌、文芸雑誌。1922年(大正11)5月~28年(昭和3)5月刊。通巻72冊。プラトン社発行。創刊号の「二十世紀は婦人の世紀」(巻頭言)、「婦人となる前に人間となれ」など、女性の精神生活、地位の向上発展を目ざしたが、まもなく文芸雑誌の傾向を強め、『苦楽』(プラトン社)とともに関東大震災後の文壇をリードした。執筆者の顔ぶれは多彩で、大正、昭和初期を通して活躍する主要な作家は、ほぼ顔をみせている。なかでも永井荷風『耳無草』(のち『隠居のこゞと』『下谷叢話(したやそうわ)』)、森田草平『輪廻(りんね)』、谷崎潤一郎『痴人(ちじん)の愛』後半、芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)『お時儀(じぎ)』、川端康成(やすなり)『文科大学挿話』、横光利一『春は馬車に乗つて』などが記憶される。

[尾形国治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

じょ‐せい ヂョ‥【女性】
〘名〙
① 女の生まれつき。女の気質。
② 女としての生まれつきをもつもの。一般には成年に達した若い女をいう。女。女子。婦人。女生。にょしょう。〔英和双解字典(1885)〕
※青年(1910‐11)〈森鴎外〉一七「純一の心の中には、例の女性(ヂョセイ)に対する敵意が萌(きざ)して来た」
③ インド‐ヨーロッパ語系の文法で、名詞・代名詞などの文法的性の区別の一つ。男性・中性に対していう。
※日本文典(1876)〈中根淑〉上「西洋にては、男性女性を置きて、万物皆此の両性に分ち入る、或は更に中性を置きて、三性に分ち入るるもあり」
[語誌](1)「ニョショウ」という呉音読みで、「文明本節用集」「増補下学集」などにも採録されているが、漢籍や漢訳仏典には見られない。「ニョショウ」が「ジョセイ」になって定着するのは明治末期から。
(2)「改正増補和英語林集成」には、文法の性の用法で「ジョセイ」とあり、この読み方は英語の feminine gender の訳語として使用され一般化したとする見方もある。

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にょ‐しょう ‥シャウ【女性】
〘名〙 (「にょ」「しょう」はそれぞれ「女」「性」の呉音) 女として生まれたもの。おんな。じょせい。にょせい。
※平家(13C前)一〇「もし女性(ニョシャウ)〈高良本ルビ〉にて候へば、母儀の二品なんどやさも申候はんずらん」

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