●女房【にょうぼう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
女房
にょうぼう
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デジタル大辞泉
にゅう‐ぼう〔ニウバウ〕【▽女房】
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にょう‐ぼう〔‐バウ〕【女房】
1 妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう。にょうぼ。「
2 女官の部屋。また、朝廷に仕える女官で、一人住みの部屋を与えられた者。出身の階級により、上﨟(じょうろう)・中﨟・下﨟に大別される。
「―の曹司には、廊の廻りにしたるをなむ割りつつ給へりける」〈宇津保・藤原の君〉
3 貴族の家に仕える侍女。
「かのふる里は―などの悲しびに堪へず、泣き惑ひ侍らむに」〈源・夕顔〉
4 中世・近世、一般に女性、また、愛情の対象としての女性のこと。
「あひそめし―に、はらるれば、せく心出き」〈難波物語〉
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にょう‐ぼ【女▽房】
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世界大百科事典 第2版
にょうぼう【女房】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
女房
にょうぼう
房は曹司(ぞうし)(部屋)、すなわち部屋を与えられて貴人に仕える女性。平安中期以後、内侍(ないし)や命婦(みょうぶ)など上級の女官や、院宮・上流貴族に仕える侍女を称する。それに対して蔵人(くろうど)や院宮等の侍臣に用いる「男房(なんぼう)」の語もある。公的地位をもつ女房はもちろん「女官(にょかん)」であるが、この称は女房以下の下級女官のみをさす場合もあった。女房は父・兄弟・夫などの官名にちなんだ「女房名」(伊勢(いせ)、清少納言(せいしょうなごん)など)でよばれるのが通例で、公式の任官や叙位等の記録がない限りほとんど本名は確認できない。『禁秘(きんぴ)抄』には宮中の女房の家柄による品格(上﨟(じょうろう)・小(こ)上﨟・中﨟・下﨟)を記している。なお後世「女房」の語は一般的に妻女をさして用いられるようになった。
[黒板伸夫]
『角田文衛著『日本の後宮』(1973・学燈社)』▽『須田春子著『平安時代後宮及び女司の研究』(1982・千代田書房)』▽『浅井虎夫著、所京子校訂『新訂女官通解』(講談社学術文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
にゅう‐ぼう ニウバウ【女房】
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にょう‐ぼ【女房】
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にょう‐ぼう ‥バウ【女房】
(2)読みの明らかでない例は本項にまとめた。
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にょ‐ぼう ‥バウ【女房】
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