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【タエ】

デジタル大辞泉

たえ〔たへ〕【妙】
[形動][文][ナリ]
不思議なまでにすぐれているさま。何ともいえないほど美しいさま。「なる楽の音」
きわめてじょうずなさま。
「歌にあやしく―なりけり」〈古今・仮名序〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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みょう〔メウ〕【妙】
[名・形動]
いうにいわれぬほどすぐれていること。きわめてよいこと。また、そのさま。「演技の」「自然の」「言い得てだ」
不思議なこと。奇妙なこと。また、そのさま。「な事件」「夜中にな音がする」「に憎めない人」
《「妙」の字を分解すると「少女」となるところから》寺の囲い女。僧侶たちの間で用いた語。
「庫裡(くり)から―が粗忽(そこつ)に出でて言ひけるは」〈咄・醒睡笑・三〉

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みょう【妙】[漢字項目]
常用漢字] [音]ミョウ(メウ)(呉) ビョウ(ベウ)(漢) [訓]たえ
言うに言われぬほど美しい。「妙音美妙
奥深く味がある。きわめて巧みである。「妙案妙手妙味妙薬軽妙玄妙巧妙神妙(しんみょう)神妙(しんびょう)精妙絶妙即妙微妙霊妙
うら若い。「妙齢
変わっている。不思議だ。「奇妙珍妙
[名のり]ただ・たゆ

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大辞林 第三版

たえ【妙】
形動ナリ
不思議なほどにすぐれているさま。霊妙なさま。 -におもしろくあやしきまでひびく/源氏 若菜上
上手であるさま。巧みであるさま。 山の辺の赤人といふ人ありけり。歌にあやしく-なりけり/古今 仮名序妙なる連体

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

みょう【妙】
名 ・形動 [文] ナリ 
非常にすぐれていること。なみはずれてすばらしいこと。また、そのさま。 造化の- 人工の-をつくす 言い得て-だ
普通と違っていて変なこと。不思議なこと。また、そのさま。 -な話妙に
の字を分解するととなることから 僧侶の隠語で少女。寺のかこい女。 庫裡から-が粗忽に出でて/咄本・醒睡笑

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精選版 日本国語大辞典

たえ たへ【妙】
〘形動〙
① 人知をこえて霊妙であるさま。不思議なまでにすぐれているさま。怪しいまでにすぐれて美しいさま。
※万葉(8C後)九・一七四〇「海若(わたつみ)の 神の宮の 内の重の 細(たへ)なる殿に」
※源氏(1001‐14頃)若菜上「たへにおもしろくあやしきまでひびく」
② 技芸などが非常にすぐれているさま。じょうずであるさま。
※古今(905‐914)仮名序「山の辺のあか人といふ人ありけり。哥にあやしく、たへなりけり」
③ なよやかで美しいさま。
※平家(13C前)八「せいちいさうたえにして」

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みょう メウ【妙】
〘名〙
① (形動) きわめてすぐれていること。人知ではかり知ることができないほどすぐれていること。言語でいい表わせないほどすばらしいこと。また、そのさま。
※玉葉‐安元三年(1177)七月三〇日「隆憲説法、神也妙也、衆人驚聞者也」
※法窓夜話(1916)〈穂積陳重〉一一「ドラコーの法は実に驚くべき酷法であって、血法とは名づけ得て妙と云はざるを得ない」 〔老子‐一〕
② (形動) 不思議なこと。奇妙なこと。奇蹟。また、そのさま。
※足利本論語抄(16C)微子第十八「接輿が去たるが妙な也」
※洒落本・筬の千言(1812頃)下「人の縁(えん)てものァ妙だものだ」
③ (形動) 物事を喜んだり、ほめたり、はやしたてたりするときにいう近世の流行語。すてき。すばらしいこと。いいこと。また、そのさま。
※洒落本・虚実柳巷方言(1794)中「近年大坂にて通言をはくこと流行〈略〉妙(メウ)で御座す」
④ (「妙」の字を分解すると「少女」となるところから) 寺のかこい女をいう、僧侶の隠語。だいこく。
※咄本・醒睡笑(1628)三「庫裡(くり)から妙が粗忽(そこつ)に出でていひけるは」

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