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姻族【いんぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

姻族
いんぞく
affinity
関係を契機とする配偶者血族および血族の配偶者をいう。配偶者,配偶者の血族,血族の配偶者などを親族の範囲に包含するか,または姻族とするかは文化によって異なるし,同じく姻族と規定してもその間の結合態様も文化によって変差がある。一般に,父系もしくは母系の単系出自集団では,配偶者,配偶者の血族,血族の配偶者はすべて姻族であるが,日本の民法では3親等内の姻族を親族としている (725条) 。姻族関係は,離婚によって,および,夫婦の一方が死亡したのち,生存配偶者が姻族関係終了の意思表示をすることによって,終了する (728条) 。姻族関係から生じる法律効果には,同居の姻族の互助義務 (730条) ,直系姻族間の婚姻禁止 (735条) ,扶養義務 (877条) などがあるが,血族と異なり,姻族には相続権が認められていない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

姻族
配偶者の血族や、自分の血族の配偶者のこと。姻族関係は一般的に、結婚によって発生し、離婚によって終わる。民法は、配偶者のおじやおばなど3親等内の姻族を「親族」と定める。そのうえで、家庭裁判所が特別な事情があると認めた場合、3親等内の親族に扶養義務を負わせることができるとしている。
(2017-06-05 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

いん‐ぞく【姻族】
婚姻によって親族になった者どうし。夫からみて妻方の父母など。民法では、三親等内の姻族を親族とする。姻戚

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

いんぞく【姻族】
婚姻によって発生する親族。夫婦の一方と他方の血族は相互に姻族となり,自分と自分の血族の配偶者も同様である。夫側と妻側とに軽重の差はない。民法は3親等までの姻族を親族の範囲に含めている(725条)。直系と傍系を含む。たとえば,夫婦の一方と他方の親(いわゆる嫁姑など)は1親等の姻族であり,夫ないし妻と相手方の前配偶者との間の子との関係も同様である。これに対し,夫の親と妻の親との関係とか兄の妻と弟の妻との関係等は姻族関係にはいらない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

いんぞく【姻族】
本人または血族の婚姻によってつながる人々。姻戚。 → 血族

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

姻族
いんぞく
夫からみて妻の親や兄弟、自分の兄弟の妻など、配偶者の血族および血族の配偶者をいう。父の後妻や妻の連れ子も自分からみて姻族である。したがって自分の父母と配偶者の父母のように、一方の血族と他方の血族との間には姻族関係はない。現行民法では、3親等(しんとう)までの姻族は親族に含まれる(725条)。姻族関係は婚姻によって生じ、離婚または夫婦の一方が死亡した場合に残った配偶者が姻族関係を終了する意志表示をしたときに消滅する(725条・728条)。[高橋康之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

いん‐ぞく【姻族】
〘名〙 婚姻により親戚関係を生じた者。自分の配偶者の血族のほか、自分の血族の配偶者が含まれるが、民法は、三親等までの姻族を親族とする。
※親族正名(1725)「姻親姻族といふも、婚姻の家をいふなり。此方の俗に、縁者、縁類、縁家といふ」 〔魏志‐崔琰伝〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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