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媒染剤【バイセンザイ】

デジタル大辞泉

ばいせん‐ざい【媒染剤】
媒染の際、繊維に染料を固着させる役をする物質。アルミニウムクロムなどの金属塩タンニン酸などが用いられ、染料と結合して水に溶けない化合物を形成する。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ばいせんざい【媒染剤 mordant】
媒染染料は金属塩と接触し化学反応を起こし,不溶で堅牢な金属錯塩を形成することを特徴とし,化学構造も金属錯塩をつくりうる形をとっている。媒染Beizen(ドイツ語)に使用する金属塩を媒染剤という。媒染剤のおもなものは,アルミニウム塩(ミョウバン,酢酸アルミニウム,アルマイト染色のアルミニウム地金),クロム塩(クロムミョウバン,重クロム酸塩,塩化クロムなど),鉄塩(硫酸鉄,酢酸鉄など)である。これらの金属塩の作用により金属錯塩となった色素は元の色素とは色も性質も異なるし,金属によっても異なる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ばいせんざい【媒染剤】
媒染染料を染着・発色させるために用いるタンニン剤・クロム・鉄・アルミニウム・スズなどの金属塩。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

媒染剤
ばいせんざい
mordant
媒染法において、染料を繊維に定着させるために用いられる薬剤。媒染剤としては、アルミニウム、クロム、鉄、スズ、銅などの金属塩類やタンニン酸などがある。
 媒染剤は浸染では水溶液から繊維に吸収させて用いる。捺染(なっせん)では捺染糊(のり)に混合して印捺するか、浸染と同様に繊維に吸収させたのち、捺染糊で部分的に媒染剤を除去してから染色する方法がある。[飛田満彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ばいせん‐ざい【媒染剤】
〘名〙 媒染染料による染色に用いる薬剤の総称。タンニン系物質やアルミニウム、鉄、クロム、銅などの水溶性金属塩類。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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