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子どものチック【こどものちっく】

家庭医学館

こどものちっく【子どものチック Tic】
[どんな病気か]
 チックとは筋肉の不随意(ふずいい)的、突発的、反復性の急速な運動や発声です。
 まばたき、くび曲げ、肩すくめ、顔しかめなどを単純性運動性(たんじゅんせいうんどうせい)チック、咳払(せきばら)い、鼻をくんくんさせる、叫ぶなどを単純性音声(たんじゅんせいおんせい)チックといいます。身なりを正す動作、自分をたたいたりかみついたりする、足を踏みならす、物のにおいを嗅(か)ぐなどの複雑性運動性(ふくざつせいうんどうせい)チック、状況に合わない単語のくり返し、汚言(しばしばわいせつな語)などの複雑性音声(ふくざつせいおんせい)チックもあります。男女比は2対1から3対1の割合で男児に多く、5、6歳ころに始まることが多くあります。チックは数週間から1年程度で自然に消退するタイプと、1年以上持続して長い経過をたどると、癖(くせ)のようになっていくタイプがあります。
 トゥレット障害(しょうがい)(複数の運動性チックと1つ以上の音声チックがみられるもの)では、1年以上にわたりほとんど毎日、1日に何度も症状が出ます。
[原因]
 チックには、体質的な要因が強く関与していると考えられています。チックの体質をもった子どもに、環境の変化(転居、転校、両親の離別など)への適応困難な状況や、不安・不満・緊張を抑えるといったストレスがかかるときに症状が出るものと考えられます。
 しかし、トゥレット障害などのように症状が複雑で長引く場合は、環境の要因によらず、脳内のなんらかの変化の要因が強いと考えられます。
[治療]
 チックの症状を指摘したり、注意したり、やめさせようとしたりせず、子どものストレスになっている状況をみきわめ、不安や緊張を軽くするように努めます。
 症状が激しい場合は、薬物療法や遊戯療法(ゆうぎりょうほう)などが必要になります。

出典:小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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