●子午線【しごせん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
子午線
しごせん
meridian
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
しご‐せん【子午線】
1 ある地点の天頂と、天の北極および南極とを通る天球上の大円。天体の方位角、時角を測るときの基準となる。天の子午線。→卯酉(ぼうゆう)線
2 地球の南極および北極を通る大円。経線。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
しごせん【子午線 meridian】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
子午線
しごせん
天球上で、天頂と天の北極を通る大円をいう。これは、地平線と真北・真南で交わる。昔の呼称で、北は子(ね)の方向、南は午(うま)の方向といっていたので子午線とよばれる。同様に、真東・真西と天頂を通る卯酉線(ぼうゆうせん)という大円もある。天球の日周運動によって、天体は1日(正確には1恒星日)に1回子午線を東から西へ通過するが、これを天体の南中とよび、地平からの高度がもっとも大きくなる。子午儀・天頂儀・子午環・写真天頂筒などの望遠鏡は、この南中時に天体を観測して、恒星の位置や惑星の動き、天球に対する地球の姿勢、時刻、地球上の観測点位置などを決定する。これらの研究を「子午線天文学」とよぶ。
また地球上での子午線は、北極点と南極点を通る大円すなわち経線のことであり、ある地点を通る経線をその地点の子午線という。ロンドンのグリニジ天文台を通る経度0度の経線を本初子午線、日本の明石(あかし)(兵庫県)を通る東経135度の経線を日本中央子午線と称する。
[中嶋浩一・市川正巳]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
しご‐せん【子午線】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「子午線」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●子午線の関連情報