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孝経【こうきょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

孝経
こうきょう
Xiao-jing
十三経の一つ。孔子曾子について述べたのを曾子の門人が記録した書とされていたが,最近の研究によれば戦国時代の作とされている。1巻。儒教の根本理念である孝について,たるゆえん,実践の具体的内容などを述べる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こうきょう〔カウキヤウ〕【孝経】
中国の経書。1巻。中国古代の孝道について孔子曽子(そうし)が交わした問答を、曽子の門人が記述したものとされる。「古文孝経」と「今文孝経」の二つのテキストがある。

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世界大百科事典 第2版

こうきょう【孝経 Xiào jīng】
孔子の弟子の曾子の作といい伝えられる儒家古典のひとつ。《論語》とならんで五経につぐ地位があたえられた。孔子と曾子の対話の形式にかりて,天子から庶人にいたるまでの各階層それぞれの〈孝〉のありかたが説かれ,また〈孝〉の徳が〈天の経,地の,民の行〉と天地人の三才をつらぬく原理として形而上化されている。〈孝〉は儒教倫理の中心であり,かつ《孝経》は短編でしかも《詩経》の引用を多くふくんでいて暗誦にたやすかったから,知識人家庭では《論語》とともに《孝経》を幼童の教育に用いた。

出典:株式会社平凡社
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こうきょう【孝経】

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大辞林 第三版

こうきょう【孝経】
中国、十三経の一。一巻。編者未詳。戦国時代に成立か。孔子と弟子の曽子の問答の形で孝道について述べ、孝を最高道徳、治国の根本とする。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

孝経
こうきょう
儒教の経書(けいしょ)の一つ。孝道を論じたもの。孔子(こうし)(孔丘)が門人曽子(そうし)(曽参(そうしん))に語り聞かせた形態で記してあるが、戦国時代末期、曽子学派の著したものと考えられる。その内容は、個人の道徳も天下国家の政治も孝を根本とし、孝こそ人と宇宙を一貫する原理であると説き、家族共同体の規範の優越する古代中国の社会政治制度に理論的根拠を与えた。テキストは、前漢以来今文(きんぶん)(18章)と古文(22章)の2種が伝えられ、章の立て方は相違するが、古文に閨門(けいもん)章の1章20余字が多いほかは、大旨に変わりはない。通行する注釈には、今文系では唐(とう)の玄宗(げんそう)の『御注孝経』、宋(そう)の刑(けいへい)の『孝経正義』、古文系では宋の朱子(朱熹(しゅき))の『孝経刊誤』、元(げん)の董鼎(とうてい)の『孝経大義』などがある。
 わが国への伝来は「十七条憲法」以前と推定され、「大宝令(たいほうりょう)」には大学の必修科目と定められている。江戸時代中期、中国本土ですでに失われていた『古文孝経』(前漢孔安国伝)と後漢の鄭玄(じょうげん)の注が校刊され、中国に逆輸入されるという快事もあった。[廣常人世]
『林秀一著『孝経学論集』(1976・明治書院) ▽林秀一著『孝経』(1979・明徳出版社・中国古典新書)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こうきょう カウキャウ【孝経】
中国の経書。一巻。十三経の一つ。孔子の弟子、曾子学派の撰とされる。戦国時代に成立。古文と今文(きんぶん)の二種がある。多く孔子と曾子との問答形式をとり、孝道を理論的根拠とし、封建社会における家族を中心とした道徳を説いたもの。日本でも古来、国民の精神形成に多大な影響を及ぼした。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

孝経
こうきょう
儒学の経書
1巻。孔子と曽子との孝に関する問答を曽子の門人が記録したものとされるが,後世の偽作説もある。孝をあらゆる道徳の根本として孝道の方法を示した。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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