●宇土半島【うとはんとう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
宇土半島
うとはんとう
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デジタル大辞泉
うと‐はんとう〔‐ハンタウ〕【宇土半島】
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世界大百科事典 第2版
うとはんとう【宇土半島】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
宇土半島
うとはんとう
熊本県中部から、南西部の天草諸島(あまくさしょとう)に向けて、長さ約18キロメートルにわたって突出している低山地性の半島。島原湾と八代海(やつしろかい)を分ける。地質的には、半島中央にある大岳(おおたけ)(478メートル)の西麓(せいろく)から以東が火山岩で、それより以西は、半島先端の三角(みすみ)岳(406メートル)による火山岩を除けば、ほとんど堆積(たいせき)岩で覆われる。半島基部には、緑川、大野川によってつくられた沖積平地がある。島原湾に臨む北海岸線も、八代海に臨む南海岸線もともに単調であるが、三角ノ瀬戸に臨む半島先端部は屈曲に富み、三角港(宇城(うき)市)のように天然の良港に恵まれている。道路網は、半島基部を南北に国道3号が、半島北岸を国道57号が、南岸を国道266号がそれぞれ走る。国道266号は三角港を通過して天草へ延びる。国道57号は海上区間を経て島原へ通じる。JR三角線は国道57号に並行しながらその内陸側を走っている。北岸はノリ、アサリ養殖、南岸はミカン栽培が盛んである。なお、半島先端部の宇城市三角町地区は天草パールラインの入口でもある。
[山口守人]
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