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安倍氏【あべうじ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

安倍氏
あべうじ
陸奥出羽の安倍氏。本来俘囚子孫平安時代後期,北上川流域に勢力をはり,前九年の役後三年の役朝廷にそむいた。また,左大臣安倍朝臣倉橋麻呂から出たと伝える安倍氏があり,この一流安倍晴明をはじめ,陰陽頭,陰陽博士,天文博士などに任じられた天文陰陽両道の大家を多く輩出し,堂上家の一に列せられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

あべうじ【安倍氏】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

安倍氏
あべうじ

平安後期、東北地方北部に拠(よ)った俘囚(ふしゅう)豪族。古代蝦夷(えぞ)抵抗の伝統に連なりながら、前九年の役(1051~1062)を起こし、古代集権国家から中世地方国家分立への方向を切り開くうえで、画期的な役割を果たした。出自については、これを大彦命(おおひこのみこと)の子孫(阿倍氏、阿倍比羅夫(あべのひらふ)もその支族)とするよりも、神武(じんむ)東征に抗した長髄彦(ながすねひこ)の兄で、津軽に流された安日(あび)の子孫とする伝説を生かして、岩手県北安比(あっぴ)川などの地名に結び付けて考える説が、最近有力である。奥六郡(胆沢(いさわ)、江刺(えさし)、和賀(わが)、稗貫(ひえぬき)、斯波(しわ)、岩手)俘囚長の家柄を世襲して、鎮守府公権を事実上代行するようになっていた安倍頼時(よりとき)は、俘囚領国の独立を図って前九年の役を起こしたが、源頼義(みなもとのよりよし)に滅ぼされた。

[高橋富雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社日本史事典 三訂版

安倍氏
あべうじ
平安時代の陸奥・出羽の豪族
俘囚 (ふしゆう) のとして,北上川流域に勢力をふるう。頼時・貞任 (さだとう) ・宗任 (むねとう) の時代に栄えたが,前九年の役(1051〜62)で源頼義・義家らに敗れ滅亡した。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
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