●安否【アンピ】
デジタル大辞泉
あん‐ぴ【安否】
出典:小学館
監修:松村明
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あん‐ぷ【安▽否】
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精選版 日本国語大辞典
あん‐ぴ【安否】
〘名〙 (「あんび」とも)
① 安らかであるか、そうでないか。安全か否か。興るか亡びるか。安心と不安。あんぷ。
※明月記‐治承四年(1180)五月三〇日「前途又不レ知二安否一」
② (特に人の身の上などについて) 無事か無事でないか。さらに、それを中心とした日常の様子、動静、消息などをいう。あんぷ。
※太平記(14C後)一四「此の間東西数百里を隔て、安否(あんヒ)更に知らざりしかば」
※浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)三「主人の安否(アンビ)心元なし爰明てたべ」 〔礼記‐文王世子〕
③ あれこれと考えること。思案。あんぷ。
※浄瑠璃・義経地獄破(1661)一「いそぎあんひを廻らし、此事をはかるに」
[語誌]室町末期ではローマ字書きのキリシタン文献や多くの節用集で「あんぷ」とし、江戸後期の節用集の多くやヘボン「和英語林集成」の諸版は「あんひ(ぴ)」とするところから、近世に「あんぷ」から「あんぴ」へと語形が交替したと考えられる。ただし、すでに室町期に「あんひ(ぴ)」もあるし、明治一〇年頃の「小学読本字引」やその後の「言海」などには「あんふ(ぷ)」も残る。
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あん‐ぷ【安否】
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