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安心【あんじん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

安心
あんじん
阿弥陀仏の救済を説く浄土門では,阿弥陀仏の救済を信じ極楽往生を絶えず求める心をいう。これを分類して至誠 (しじょう) 心,深 (じん) 心,回向発願 (えこうほつがん) 心の3種であるという。浄土門以外の,自身の力に依存して悟りを得るとする聖道門 (しょうどうもん) では,自身の心を落ち着かせ,安定することをいう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

あん‐しん【安心】
[名・形動](スル)
気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。「列車で行くほうが安心だ」「安心して任せられる」
あんじん(安心)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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あん‐じん【安心】
仏語。
仏法の功徳によって、迷いがなくなった安らぎの境地。
阿弥陀仏の救いを信じて、浄土往生を願う心。

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デジタル大辞泉プラス

安心
マキノ出版が刊行する月刊の健康雑誌。ダイエット美容、健康法などに関する情報を紹介。1983年創刊。

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世界大百科事典 第2版

あんじん【安心】
仏法によって心の安定を得ること。儒教の〈安心立命〉より出た語。各宗派の定める教義や実践法によって信仰を確立すること,あるいはその方途をいう。したがって諸宗によって意味内容を異にする。最も早く安心の語を用いたのは禅宗で,《続高僧伝》巻十六の菩提達磨に,彼が壁観によって仏道と冥合したことに用いた。天台宗では,智顗(ちぎ)が止観を達成して法性(ほつしよう)の理に安住することを表した。善導以後,浄土系諸宗では広くこの語を用い,阿弥陀仏の救いを信じて往生を願う心を表現した。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

あん‐しん【安心】
〘名〙 (「あんじん」とも)
① (━する) 心が安んじること。気がかりなことがなくて、心が落ち着くこと。
※玉塵抄(1563)九「順神精神をやしなうぞ。安心のことぞ」
※歌舞伎・蔦紅葉宇都谷峠(文彌殺し)(1856)三幕「『すっぱり思ひきりました』『ええ、それで安心いたしました』」 〔白居易‐得微之到官書、備知通州之事、悵然有感詩〕
② (形動) 心が安らかで心配のないこと。また、そのさま。
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八「順慶町のうらなひしゃがことば、おもひ合せて安心ならねども」
③ (あんじん) 仏語。信仰によって、心が不動の境地に達すること。浄土教では、特に阿彌陀仏を信じて疑わないこと。
※大応国師法語(1308頃)「唯此安心安楽の処を伝へて」
※仮名草子・竹斎(1621‐23)上「いかに皆々女房たち。大事のあんじんをば説き残したるぞ」 〔景徳伝燈録‐三〕
④ 内心のくふうをすること。奥義に達するための心づかい。
※花鏡(1424)万能綰一心事「是は、為手(して)の秘する所の安心なり」
[語誌](1)儒教の安心立命の語から出て、禅僧の菩提達磨(ぼだいだるま)が仏教徒として初めて用いた。
(2)中・近世には連濁形アンジンが広く使われており、「文明本節用集」「日葡辞書」「易林本節用集」「運歩色葉集」は、みなアンジンである。
(3)「安心」と「安堵」は現代語で意味が類似するが、「安心」には、形容動詞的用法があるのに対して、「安堵」にはそれがないという違いがあり、また、「安心」は、より持続的な事態を表現し、「安堵」は、かなり瞬間的な事態を表現する。

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あん‐じん【安心】

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