●定旋律【ていせんりつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
定旋律
ていせんりつ
cantus firmus
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デジタル大辞泉
てい‐せんりつ【定旋律】
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世界大百科事典 第2版
ていせんりつ【定旋律】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
定旋律
ていせんりつ
cantus firmus ラテン語
canto fermo イタリア語
chant fermé フランス語
多声性をテクスチュア原理とする音楽様式において、合奏(唱)の音楽時間進行の核として機能するように一つの声部に配置された一定の基本旋律。ヨーロッパの作曲史上、とくに対位法において、中世から現代まで重視されてきた。利用される旋律としては、既存の単旋聖歌、プロテスタントのコラール、世俗旋律の場合が多いが、現代に近いほど新作が多くなる。ゆったりと安定し単純なリズムに基づく定旋律に対して対比的な他の声部は、より細かく複雑な旋律輪郭とリズム型を表出するよう作曲される。すなわち、定旋律の音進行を縮小・分割・拡大・変形する技法を、先取り・模倣といった方法で、いわば同時的に変奏したり、まったく異なる音型素材を駆使したりする。こうした定旋律の概念と実践はヨーロッパ以外にも例が多く、ジャワやバリ島のガムランにおけるバルンガンやグンディンが代表的である。
[山口 修]
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精選版 日本国語大辞典
てい‐せんりつ【定旋律】
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