●定【じょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
定
じょう
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デジタル大辞泉
じょう〔ヂヤウ〕【定】

1 それと決まっていること。また、いつもそうすること。
「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが―であった」〈芥川・奉教人の死〉
2 確かなこと。真実。
「嚊(かか)も嘗められたというが―かや」〈逍遥・役の行者〉
3 (修飾する語を受けて)その通りであること。「案の
4 仏語。精神を集中して心を乱さないこと。三昧(さんまい)。禅定。
5 弓の弦の中心を麻で巻いて太くし矢筈(やはず)をかけるところ。さぐり。
6 (限度・範囲の意から転じて、接続助詞的に用いて)…であるものの。…とはいうものの。
「小兵といふ―十二束三伏(みつぶせ)弓は強し」〈平家・一一〉

「―、千年万年の齢(よはひ)をたもち」〈虎寛狂・松脂〉
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てい【定】[漢字項目]
[学習漢字]3年

1 物事を決めて変えない。さだめる。さだまる。「定員・定価・定期・定義・定刻・定説/仮定・確定・協定・決定・暫定・指定・推定・制定・選定・測定・断定・判定・否定・評定・法定・未定・予定」
2 一所に落ち着いて動かない。「定住・定着/安定・一定・固定・鎮定・不定・平定」
3 決まり。さだめ。「規定」

1 さだめる。さだまる。「定石・定命(じょうみょう)・定紋/勘定・評定・老少不定」
2 きっと。さだめて。「必定・会者定離(えしゃじょうり)」
3 仏教で、精神を一つに集中させること。「禅定・入定」
[名のり]さだ・さだむ・さだめ・つら・また・やす
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じょう【定】[漢字項目]
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世界大百科事典 第2版
じょう【定】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
定
じょう
心を一つの対象に集中し散乱させない精神作用、およびその状態をいう。原語はサマーディsamādhiで、三昧(さんまい)、三摩地(まじ)、三摩提(まだい)と音写される。定はその意訳語である。定は、仏教の実践大綱である戒(かい)、定、慧(え)の三学にもあり、また釈尊(しゃくそん)の八正道(はっしょうどう)の一つに正定(しょうじょう)がある。一般に禅定(ぜんじょう)という場合には種々の精神統一を総称する語として用いられるが、本来は禅(静慮(じょうりょ))と定(三昧)の2語の合成語である。大乗仏教では悟りを得るための実践方法や極楽(ごくらく)浄土へ往生(おうじょう)するための行として定が説かれた。
[田上太秀]
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さだ‐け・し【定】
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さだまり【定】
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さだま・る【定】
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さだ・む【定】
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さだめ【定】
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さだ・める【定】
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さだん【定】
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じょう ヂャウ【定】

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