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実験動物【じっけんどうぶつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

実験動物
じっけんどうぶつ
laboratory animal
生物科学,医学,農学などの研究や,医薬の製造,試験,検定などの実験に用いるために,合目的に成,繁殖,生産された動物マウス(→ハツカネズミ),ラット(→ドブネズミ),ハムスター(→ゴールデンハムスター),モルモット(→テンジクネズミ),ウサギイヌフェレットブタサルなど哺乳類のほか,ニワトリウズラなどの鳥類,カエルなどの両生類,魚類,昆虫も使われる。家畜を含める場合もある。実験動物を用いるにあたり,動物愛護,生命の尊重,動物資源の保護といった理由から,倫理規定が定められている。(→動物実験

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

じっけん‐どうぶつ【実験動物】
医学その他の研究に用いるために飼育し、繁殖させている動物。猿・犬・ウサギ・モルモットなど。→実験生物

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

実験動物
 実験に使用される動物の総称

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

じっけんどうぶつ【実験動物 laboratory animal】
医学,生物学の研究のための動物実験やバイオアッセー(生物検定)に用いることを目的に育種された動物。代表的なものとしてはマウス,ラット,モルモット,ハムスターなどがあげられる。 従来,実験動物の呼称は広く〈実験に使用される動物〉の意味で使われていたが,このなかには実験動物のほかに家畜や野生動物も含まれており,これらはまとめて一般に実験用動物と総称される。野生動物や農用家畜は実験動物として合目的的に育種されたものではなく,自然界から捕獲したり,他の目的で改良した家畜を転用したもので,実験用動物ではあるが実験動物とは区別される。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

実験動物
じっけんどうぶつ

生物学、医学、薬学、獣医学、畜産学、心理学などの研究上有用であるとして、目的に沿うように育成、繁殖、生産され、その反応について均一の質をもつことが確かめられている動物をいう。野生動物や家畜も実験に用いられるので、これらをあわせて実験用動物とよぶことがあるが、実験動物は遺伝的規制がなされ、育成の環境も明確にされる点で、野生動物および家畜と区別されることが多い。しかしこの区別は、野生動物の実験動物化が努力されているので、かならずしも明確ではない。医学領域では、ヒトへの外挿(実験結果を当てはめてみること)を考察できる実験動物を動物モデルとして選択することが多く、必然的に哺乳(ほにゅう)類がよく用いられる。これらにはラット、マウス、モルモット、ハムスター、ウサギ、イヌ、ブタなどがある。そのほか、実験動物化の進んでいる哺乳類にはサル類(ニホンザル、アカゲザル、カニクイザル、マーモセット)、ヤギ、ネコなどがある。哺乳類以外の実験動物もさまざまな学問領域で動物実験に用いられ、これらにはニワトリ、ウズラ、ハト、カエル、魚類、カイコ、ハエ、カ、ゴキブリ、繊毛虫類が含まれる。

 実験動物の基準をつくり、また実験動物として適した動物の開発、改良を目的として、その動物の遺伝、育成、疾病、生理、飼育、繁殖、栄養、管理、飼育施設などを研究する学問を実験動物学(または実験動物科学)という。実験動物は特殊な目的の場合を除けば健康であることが要求される。このために現在は多種の動物が無菌germfree化されている。哺乳類では帝王切開で無菌的に取り出した子を無菌室で人工哺育する。しかし、無菌動物に特定の微生物を投与、定着させた動物であるノトバイオートgnotobioteも用いられ、たとえば大腸菌のような常在菌の影響を調べたりする。実験に供する動物に感染がないのは望ましいが、通常の施設と管理ではむずかしい。そこで、(SPF動物specific pathogen free animal)すなわち、とくに指定された微生物や寄生虫のない動物、そして指定以外の病原体についてはかならずしもないとはいえない動物を維持する方式がとられる場合も多い。SPF動物は、無菌動物をSPF動物舎に移し、自然に普通の菌と接触させたもので、これが正常の実験動物と考えられ、従来の方式で飼育された実験動物はなんらかの異常をもった動物として扱われるようになる可能性もある。

[川島誠一郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

じっけん‐どうぶつ【実験動物】
〘名〙 医学などの研究・実験に用いるために飼育している動物。モルモット、犬、ウサギなど。〔癌(1955)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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