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寄宿舎【きしゅくしゃ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

寄宿舎
きしゅくしゃ
dormitory
学校,会社,商店などが,学生や生徒,社員店員などのために設ける共同宿舎。家族ぐるみで住むことの多い宿社宅に対し,通常は独身あるいは単身者が住む。特に学校の場合,通学上の悪条件に対する対策のほか,共同生活という環境のもつ教育的効果,生活指導上の利点などを重視して設けることもある。第2次世界大戦前の旧制高校師範学校寄宿舎制度は有名。また労働基準法は事業付属寄宿舎について使用者による労働者の私生活の自由に対する侵害の防止と寄宿労働者の安全衛生の保持を中心として一定規定を設けている (94~96条の3) 。現在はと呼ぶことが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

きしゅく‐しゃ【寄宿舎】
学生・会社員などが、共同生活をする宿舎。寮。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

きしゅくしゃ【寄宿舎】
遠隔地からの通学や通勤の不便を解消するため,または特別の集団訓練や集団的資質形成のために,学校,企業体,団体などが学生,生徒,工員,社員などに提供する共同宿舎。寄宿寮,寮などとも呼ぶ。
【学校における寄宿舎】

[寄宿制学校]
 学校での寄宿舎の発足は,青年もしくは少年に一定期間もっぱら学習に従事させることと密接な関係をもっている。また,学校教育がごく一部の特権階級の子どもだけを対象とし,就学者数が少なく,学校の数とその配置が限定されていた状況に応ずるものであった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きしゅくしゃ【寄宿舎】
学校・会社などが、学生や社員などに低廉な住居を提供するために設けた建物。寮。寄宿。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

寄宿舎
きしゅくしゃ
Dormitory
一般に、学校が、遠隔地からの通学の便を図るため、あるいは教育的意図をもって設ける学生のための共同生活の施設。工場、商店、僧院、軍隊などの寄宿舎もある。古くは古代ギリシアのスパルタや中世の修道院が寄宿舎を設けていた。12、13世紀には、パリ、オックスフォード、ケンブリッジ大学にみられるように、学生が寮舎としてのカレッジで、研究や教育のため自治的、集団的生活をするようになった。15世紀ごろからは、イギリスで、ラグビー、イートン、ハローなど、ブルジョア階級の子弟の中等教育を施すパブリック・スクールが出現し、寄宿舎教育を行い、現在も受け継がれている。また、フランスのリセやドイツの田園家も代表的なものである。なお、旧ソ連では、1957年より生徒の全面的教育を目的として寄宿制の学校が創設され、中華人民共和国でも、1949年以降、大学は寄宿制をとっている。日本においては、奈良・平安時代の大学寮や氏族の貧しい子弟の学業補助を目的に設けられた大学別曹(べっそう)に、寄宿舎の起源を求めることができる。中世の寺院、近世の昌平坂(しょうへいざか)学問所、藩校、私塾にも寄宿舎が設けられた。また、地域の庶民の若者が共同で宿泊した若者宿、若衆宿、娘宿も寄宿舎の淵源(えんげん)にあげられる。明治以後は、旧制高等学校、師範学校、軍関係の学校が代表的で、生徒全員を寄宿舎に入れる全寮制をとった。
 現在では、教育的意図から寄宿舎を設ける学校は少なくなり、一部の私立学校、盲・聾(ろう)・養護学校や、また、積雪などで通学困難な生徒のためにある期間だけ設けるという季節制の寄宿舎がある。専門学校や大学の寄宿舎は、下宿生活による経済的負担の軽減がおもな目的となりつつある。教育的意図から生徒全員を寄宿舎に収容する学校を、とくに寄宿学校boarding schoolと称する。これは、寄宿舎を人間形成の場と考え、教師の監督の下に24時間教育を行うものである。その教育効果は、集団生活を通して自主性、共同性などが養われることである。しかし、自己の時間が少なくなったり、個性が欠如したり、上級生から悪弊を被ることもある。[藤原敬子・神山正弘]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きしゅく‐しゃ【寄宿舎】
〘名〙 学生、会社員、工員、店員などのために、学校、会社、商店などが設けた共同宿舎。寄宿寮。寮。寄宿。
※風俗画報‐一二四号(1896)荒川筋の浸水「鐘淵紡績会社女工寄宿舎(キシュクシャ)は」

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