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密度【みつど】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

密度
みつど
density
普通は物質単位体積あたりの質量をいう。較的測定しやすい量でありながら,物質の性質について重要な情報を含んでおり,物質中での原子分子配列の疎密,合金や混合物の中の成分比などを知るのに利用されている。広義には,電荷密度エネルギー密度のように質量以外の物理量の単位体積あたりの大きさについても密度という。物理量が面または線の上に分布しているときは,単位面積または単位長さあたりの大きさを考え,それぞれ面密度,線密度という。これと区別するため,単位体積あたりの大きさを体積密度と呼ぶことがある。なお,密度の逆数比体積または比容といい,単位質量の物質が占める体積を表わす。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

みつ‐ど【密度】
粗密の度合い。単位体積・面積・長さあたりに、ある量が分布する割合。「人口の密度が高い」
物事の充実している度合い。「密度の高い仕事」
各種物理量の単位体積あたりの量。ふつう、質量についての密度を指す。単位にキログラム毎立方メートル(kg/m3)、その他グラム毎リットル(g/l)など。体積密度。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

密度
 単位体積あたりの物質の質量.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

みつど【密度 density】
一般に一つの量が空間に分布しているとき,単位体積当りの量を,その量の密度または体積密度と呼ぶが,単に密度というときには物質の単位体積当りの質量,すなわち質量密度を指す。密度(質量密度)は,CGS単位系では,体積をcm3,質量をgで表すので,g/cm3という単位になり,MKS系ではkg/m3である。一つの量が面や線分上に分布している場合には,単位面積,単位長さ当りの量をそれぞれ面密度,線密度と呼ぶこともある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

みつど【密度】
物質の単位体積あたりの質量。
一般に、ある量(物理量や人口など)が単位の体積・面積・長さなどに分布する割合。それぞれ体積密度・面密度・線密度という。 -が大きい
内容の充実している度合。 -の濃い仕事 漢書精密な尺度の意。工学字彙(1886年)に英語 density の訳語として載る

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

密度
みつど
density
物質の質量を体積で割ったものをいう。すなわち密度は単位体積当りの質量である。単位としては、キログラム毎立方メートル(kg/m3)、グラム毎立方センチメートル(g/cm3)、ポンド毎立方フィート(lb/ft3)など種々ある。同じ物質で比較すると、例外もあるが一般に固体は密度が大きい。液体はこれに近いが、やや小さく、気体はもっとも小さい。気体の密度はほぼ圧力に比例し絶対温度に反比例して変化する。同じ物質の固体、液体、気体(たとえば氷、水、水蒸気)の密度の比は、その中に分子がどのくらい密に詰まっているかの度合いを示している。混同されやすい概念としての比重は、ある物質の質量とそれと同体積の標準物質の質量の比であって、無名数である。
 密度ということばは、前述の質量密度のほかに、もっと一般的に詰まり方の度合いを表すのに使われる。すなわち、ある量の単位体積当り、単位面積当り、単位長さ当りの値をそれぞれその量の体積密度、面密度、線密度という。たとえば分子の数密度というと、単位体積当り分子が何個あるかをいう。また、針金の線密度とは単位長さ当りの質量をいう。日常的にも人口密度(土地の単位面積当りの住民の数)というように使われる。[和田八三久]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

みつ‐ど【密度】
〘名〙
① 精密な尺度。〔漢書‐律歴志〕
② 一定の単位面積や体積の中に含まれる物質の割合。疎密の度合。「人口密度」
※教育学(1882)〈伊沢修二〉四「故に衣服の温暖を欲せば、其質外気の通過を防ぐに足るを以て密度の極とし」
③ 物理で、物体の単位容積に含まれる質量。例えば水は一・〇 g/cm3、鉄は七・八七 g/cm3。〔工学字彙(1886)〕
④ 物事の内容の充実している程度や度合。
※往還の記(1963‐64)〈竹西寛子〉一四「密度も薄く、したがってその小説の完成度は、きわめて低いという場合が少なくない」

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

密度
ミツド
density

物質の単位体積当たりの質量.記号 ρ.また,基準物質の密度との比を相対密度(または比重)といい,記号 d で示す.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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