●寒帯気候【かんたいきこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
寒帯気候
かんたいきこう
polar climate
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デジタル大辞泉
かんたい‐きこう【寒帯気候】
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世界大百科事典 第2版
かんたいきこう【寒帯気候】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
寒帯気候
かんたいきこう
高緯度にあるため低温で樹木の生育が不可能な、地球上でもっとも寒冷な気候である。亜寒帯気候の極側に位置するが、南半球では対応する緯度にほとんど陸地がないために亜寒帯気候は存在せず、寒帯気候と温帯気候とが直接境を接している。極付近では夏季は一年中太陽が地平線上にあり、かなりの量の太陽エネルギーが氷雪の融解に使われる。しかし、太陽高度が低く、通過する大気層も厚いので、実際の日射量は多くはない。冬は昼の時間がほとんどないので気温は上昇せず、一日中非常に低温である。降水のほとんどが雪で、年総量はきわめて少ない。グリーンランドや南極大陸のように一年中氷や雪で覆われている氷雪気候と、コケ植物や地衣類が生育できるツンドラ気候に細分される。ケッペンの気候分類では最暖月の月平均気温10℃未満の気候をさし、0℃を、ツンドラ気候(ケッペンのET気候)と氷雪気候(EF気候)の境とした。また、寒帯地方の多くは永久凍土帯であり、この地域の気候を永久凍結気候ともよぶ。
[山下脩二]
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精選版 日本国語大辞典
かんたい‐きこう【寒帯気候】
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