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寓言【グウゲン】

デジタル大辞泉

ぐう‐げん【×寓言】
他の物事にことよせて意見教訓を述べた言葉。たとえ話。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ぐうげん【寓言】
俳諧用語。中国古代の哲学者荘子の言論を,〈源氏物語寓言説〉にならって俳諧に適用し,論理の滑稽を事とする談林俳諧を理論的に裏付けようと試みたもの。主唱者岡西惟中(いちゆう)の《俳諧蒙求(もうぎゆう)》(1675)に,〈大小をみだり,寿夭をたがへ,虚を実にし,実を虚にし,なるを非とし,非なるを是とする荘子が寓()全く俳諧の俳諧たるなり〉とあり,日常的な価値観の逆転が生み出す滑稽を俳諧の本質とみたらしいが,上記に続けて〈しかあれば,思ふままに大言をなし,かいでまはるほどのを言ひ続くるを,この道の骨子と思ふべし〉と述べることからもうかがわれるとおり,惟中の寓言理解は表現の皮相にとどまっていたかに思われる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぐうげん【寓言】
他の物事や架空の物事に仮託して、教訓・思想などを述べた言葉。たとえばなし。 人生を看破みやぶつた-らしい/社会百面相 魯庵
室町時代の源氏物語観を受け継いだ、江戸時代の俳諧・小説・戯作本質論。特に談林俳諧の岡西惟中により主唱された理念だが、滑稽奇抜さを重視した偏ったものだった。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ぐう‐げん【寓言】
〘名〙
① 他の物事に仮託して、高遠な思想や教訓を述べた説話。→寓話
※河海抄(1362頃)一「其おもむき荘子の寓言におなじき物か」 〔史記‐老荘申韓伝〕
② 西山宗因にはじまり、岡西惟中の「俳諧蒙求」で展開主唱された、談林派の代表的な俳論。荘子の「寓言」こそ俳諧の本質であると力説したが、荘子の思想の本質をとらえるには至らず、用語や素材、表現面での受容にとどまった。実作の上では奇抜滑稽な虚構、比喩的表現などをいう。

出典:精選版 日本国語大辞典
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