●対決【タイケツ】
デジタル大辞泉
たい‐けつ【対決】
[名](スル)両者が、面と向かい合って事の決着をつけること。また、困難に正面から立ち向かうこと。「東西両横綱の対決 」「悪と対決 する」
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉プラス
対決
出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
たいけつ【対決】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
精選版 日本国語大辞典
たい‐けつ【対決】
〘名〙
① 裁判で、当事者が提出する書類や証書などを比較検討して裁決すること。
※後二条師通記‐寛治六年(1092)九月一八日「仏法王城之中、相二従道理一毎事可レ候、不レ被二対決一以前、率二大衆等一可レ参之由不当」
② 鎌倉・室町時代の訴訟手続きの一つ。三問三答の訴陳を番がえた後で、なお理非がはっきりしない場合に(これ以前でも当事者の請求があれば行なわれた)、原告(訴人)と被告(論人)の両当事者が裁判所の召喚によって出頭し、交互に裁判所の提示する論点に対して口頭弁論を行なうこと。幕府、朝廷、諸権門が行なった。問注。問答。
※吾妻鏡‐元暦元年(1184)一〇月二〇日「諸人訴論対決事」
※米沢本沙石集(1283)七「度々問答往復して、事ゆかざりければ、鎌倉に上りて対決(タヒケツ)しけり」
③ 両者が相対してどちらの側が正しいかをはっきり決めること。また、困難なことや問題の解決などに正面からはっきりと立ち向かうこと。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「乳母同士たいけつになる柿一つ」
※街道記‐「奥の細道」の杖の跡(1952)〈井伏鱒二〉「これをきいた高橋鉄牛といふ人が、大いに腹を立てて寺崎先生に対決を申しこんだ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「対決」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●対決の関連情報