●対話【たいわ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
対話
たいわ
dialogos
広義には2人以上の人物間の思考の交流をいい,広く文学的表現法として用いられるが,特に哲学では問答によって哲学的主題を追究していく形式。プラトンをはじめ,古代ギリシア・ローマ哲学で用いられ,中世,近世でも,宗教,政治,経済などの論争的思想の表現として対話形式がとられた。現代では特に実存主義的傾向のある M.ブーバーが,我と汝という形而上学的な関連において,対話による出会いの哲学を展開している。
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デジタル大辞泉
たい‐わ【対話】
[名](スル)向かい合って話し合うこと。また、その話。「市長が住民と対話 する」
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精選版 日本国語大辞典
たい‐わ【対話】
〘名〙 直接に向かい合って互いに話をすること。また、その話。多くは二人の場合にいう。対談。
※蔗軒日録‐文明一六年(1484)四月二七日「午時入二大安寺一、与二天圭和尚一対話之間」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四「外国人などとは一度も対話したことの無い僕であるから」 〔薩都剌‐夜泊釣台詩〕
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