●将【ショウ】
デジタル大辞泉
しょう〔シヤウ〕【将】
2 軍人の階級の一。将官。
3 自衛官の階級の一。最高位の階級で、陸将・海将・空将があり、諸外国軍や旧日本陸海軍の大将・中将に相当する。
4 律令制の近衛府(このえふ)の官名。大将・中将・少将があった。
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しょう【将〔將〕】[漢字項目]
[学習漢字]6年
1 軍を統率する長。「将棋・将軍・将校・将兵/王将・主将・智将(ちしょう)・敗将・武将・勇将」
2 軍隊の階級に用いる語。「将官/空将・少将・中将」
3 引き連れる。もたらす。「将来」
4 これから…しようとする。「将来」
[名のり]すけ・すすむ・たすく・ただし・たもつ・のぶ・ひとし・まさ・もち・ゆき
[難読]女将(おかみ)・将曹(さかん)・将監(じょう)
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はた【▽将/▽当】
1 あるいは。それとも。はたまた。「夢か、―幻か」
2 さらにまた。そのうえまた。「野越え、山越え、―海を越え」
「かくては生けるかいもなし。―如何にして病の牀のつれづれを慰めてんや」〈子規・墨汁一滴〉
3 ひょっとすると。
「さ雄鹿(をしか)の鳴くなる山を越え行かむ日だにや君が―逢はざらむ」〈万・九三五〉
4 それはそれとして。こちらはこちらで。
「男破(わ)れて、逢はむ、と言ふ。女も―、いと逢はじ、とも思へらず」〈伊勢・六九〉
5 そうはいっても。とはいえ。
「しばし休らふべきに、―侍らねば」〈源・帚木〉
6 いうまでもなく。まして。
「女房共、いまいましきまで泣きあひたり。若君の乳母、―言ふべきやうなし」〈今昔・一九・九〉
7 思ったとおり。やはり。
「ひとへに魔王となるべく大願を誓ひしが、―平治の乱ぞ出で来ぬる」〈読・雨月・白峯〉
8 否定・疑問・感動などの表現を強める語。まったく。いったい。
「家のうちに足らぬことなど―無かめるままに」〈源・帚木〉
「いで、あな悲し。かく―おぼしなりにけるよ」〈源・帚木〉
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精選版 日本国語大辞典
しょう シャウ【将】
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