@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

小人【コビト】

デジタル大辞泉

こ‐びと【小人】
背丈が非常に低い人。侏儒(しゅじゅ)。
物語などに登場する、からだが小さい想像上の人物。
武家で、雑役に従った身分の低い人。
江戸時代、幕府諸藩の職名。雑役に従事した役。小者

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しょう‐じん〔セウ‐〕【小人】
幼少の人。子供。しょうにん。⇔大人(たいじん)
身長の低い人。また、からだが並みはずれて小さい人。
度量や品性に欠けている人。小人物。「小人の腹は満ち易し」⇔大人(たいじん)
身分の低い人。
「―の家の女つつしみて身をもて」〈十訓抄・五〉
男色の相手をする少年。若衆(わかしゅ)。
「―のもてあそび七百二十五人」〈浮・一代男・一〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

しょう‐にん〔セウ‐〕【小人】
子供。入場料・運賃などで小学生以下のものをいう。→大人(だいにん)中人(ちゅうにん)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こびと【小人 dwarf】
侏儒ともいう。世界各地の神話や民間伝承に登場する,異常に小さな体をもち,そのためにかえって超人的な霊能を発揮するとされる存在。巨人が物理的な力において人間にまさる反面,しばしば知力に欠けると物語られるのとは対照的に,小人は物理的な力では人間に劣るが知力ではまさると性格づけられることが多い。小人伝説には,次のような類型が見られる。(1)いたずらのために矮人化されて天界を追放された神的存在。(2)太古人類の生き残りとしての小人伝説。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

こびと【小人】
江戸幕府,諸藩の職名。江戸幕府では黒鍬者,中間(ちゆうげん),駕籠者,掃除者とともに五役と称される軽輩で,諸女中,奥役人の出入りに供し,口番,御使または用品の運搬などの雑役に従事した。その数450人ないし500余人に及び,役高15俵一人扶持,御目見以下,羽織袴役,譜代席であった(三河以来の由緒をもつ18家は家禄35俵二人扶持~32俵一人扶持)。3組に分けられ,各組に頭1人(役高80俵,御目見以下,上下役,目付支配)がおかれた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

しょうじん【小人 xiǎo rén】
中国において,〈君子〉の反対語。身分の低い者,小者。召使い,奴僕(ぬぼく)をさす語。《論語》陽貨篇には〈女子と小人とは養い難し〉とある。また,才徳のそなわった〈君子〉に対し,品性いやしい人,欲ぶかく性根のひねくれたつまらぬ人物,すなわち小人物をいう。日本では,幼少または少年をさす。おとな(成人)の対,しょうにん(小人)。さらに,男色の相手の少年,の低い人,こびと(小人)をもさす。【戸川 芳郎】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

小人
こびと

江戸幕府の職制。小者ともいう。黒鍬者(くろくわのもの)、中間(ちゅうげん)、駕籠(かご)者、掃除者とともに五役と一括される軽輩。早くも天正(てんしょう)年間(1573~92)にその存在が認められる。諸女中、奥役人の出入りの供奉(ぐぶ)、口番、御使また用品の運搬などを職務とした。その数450人ないし500余人(役高15俵一人扶持(ぶち)、御目見(おめみえ)以下、羽織袴(はおりはかま)役、譜代(ふだい)席。ただし三河以来の由緒をもつ18家は世禄(せろく)35俵二人扶持~32俵一人扶持)に及び、それが3組に分かたれ、各組に頭1人(目付支配、役高80俵、御目見以下、上下(かみしも)役)が置かれた。幕末には本郷金助(ほんごうきんすけ)町と湯島切通(ゆしまきりどおし)の吏庁に分属した。諸藩にも同様のものがみられた。

[北原章男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こ‐びと【小人】
〘名〙
① 背丈のきわめて短小な人。一寸法師などの類。想像上のものについてもいう。侏儒(しゅじゅ)。こびっちょ。〔和漢三才図会(1712)〕
② 武家の、雑用を務めた小者。普通、中間(ちゅうげん)より下級。
※信長公記(1598)首「其時、織田勝左衛門御小人のぐちう杉若、働きよく候に依て」
③ 江戸時代、幕府・諸藩の職名。小人頭(こびとがしら)に属して雑役に従事したもの。幕府の小人は、一五俵、一人扶持(ぶち)、その数四五〇~五〇〇人ぐらいで、それを三組に分け、各組に頭一人、組頭二人を置いた。小者。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ちいさ‐ご ちひさ‥【小人】
〘名〙 背の低い人。こびと。
※塵袋(1264‐88頃)一「ちゐさこの国と云ふ事は実にありや〈略〉東荒に少人国あり人の長(たけ)九寸」 〔書言字考節用集(1717)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

小人」の用語解説はコトバンクが提供しています。

小人の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation