●小屋【こや】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
小屋
こや
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デジタル大辞泉
こ‐や【小屋】
2 雑物や家畜を入れておく簡単な建物。「物置
3 《もと仮設の粗末な建物であったところから》芝居・見世物などの興行をするための建物。「
4 平安時代、京都の大路に設けられた、衛府の役人などが夜回りにあたるときの詰め所。
5 江戸時代、城中または藩主の藩邸にあった下級藩士の住居。
6 家の天井と屋根の間の部分。
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しょう‐おく〔セウヲク〕【小屋】
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世界大百科事典 第2版
こや【小屋】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
小屋
こや
母屋(おもや)に対して広く付属建物を小屋とよぶ。しかしときには、居住用以外の一般建物の呼称ともなっている。芝居小屋、祭り小屋、御籠(おこも)り小屋、船小屋、水車小屋、山小屋、普譜(ふしん)小屋などがそれで、芝居小屋を除き、概して簡略な建物をさすが、この場合、建物の構造および仕上げに関する定義はなく、習慣的な呼称である。このほか、屋根と天井裏、および小屋組みの略称としても用いる。付属建物でも、かならずしも屋敷内にあるとは限らない。対馬(つしま)や志摩その他の地方では、衣類や穀類を収納する小屋を、居住地から隔離して、棟(むね)続きに集団的に建てることもある。
屋敷内の建物としては、牛小屋、馬小屋、木小屋、漬物小屋、堆肥(たいひ)小屋、灰小屋、糠(ぬか)小屋など、とくに用途別によぶものもあるが、土蔵を除き、納屋(なや)や作業場などを含めて、すべて小屋とよんで区別しないこともある。そのほか特殊なものとして、ヒゴヤとか不浄小屋とよぶ建物もある。これは月経や出産を不浄とし、その期間の女を火を別にして住まわせるもので、屋敷から離して、耕地の中などに建てたり、ときには地域共有の産(うぶ)小屋を建てたりする。忌み明けには、海水や河水で身を清め、浄火で沸かした茶を飲んでからでないと、家に入れない。最近までこの風習は残っていた。建物を新築する際に、まず建てられるのが作事(さくじ)小屋である。一種の物忌みを意味した神聖な場所とされ、神社建築の場合など、棟梁(とうりょう)は精進潔斎(しょうじんけっさい)をしたうえで小屋入りをした。
[竹内芳太郎]
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精選版 日本国語大辞典
こ‐や【小屋】
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しょう‐おく セウヲク【小屋】
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