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小笠原貞宗【おがさわらさだむね】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

小笠原貞宗
おがさわらさだむね
[生]正応4(1291).信濃
[没]正平2=貞和3(1347).5.26.
南北朝時代の武将。信濃守護。武家典礼節の祖。宗長の子。名は彦五郎。号は泰山。元弘の変で北条高時に応じたが,のち新田義貞に従い,鎌倉を攻めた。建武2 (1335) 年,北条時行らを討ったが鎮圧できず,次いで義貞に従い,鎌倉に叛した足利尊氏と戦ったが,のち尊氏に帰参。尊氏の九州からの東上に際しては,延暦寺を討ち,また義貞の金崎城を攻めるなど,を立てた。翌年,北畠顕家の西上を美濃に防戦して大敗した。彼は騎射にすぐれ,故実に通じていた。今川氏,伊勢氏と議し,武家礼節を定め,『三儀一統』を著わした。禅宗を信仰し,信濃に開善寺を建立。 (→小笠原氏 )

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デジタル大辞泉

おがさわら‐さだむね〔をがさはら‐〕【小笠原貞宗】
[1294~1347]鎌倉末・南北朝時代武将元弘の変足利尊氏に従って功をたて、信濃の守護となった。騎射・故実に通じ武家礼節のといわれる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

小笠原貞宗 おがさわら-さだむね
1292-1347 鎌倉-南北朝時代の武将。
正応(しょうおう)5年4月12日生まれ。北条高時に属したが,元弘(げんこう)の乱以来足利氏にしたがい,功により信濃(しなの)(長野県)の守護となる。中先代の乱,南北朝内乱では足利尊氏にしたがい各地を転戦。居館を松尾(飯田市)から井川(松本市)にうつし,信濃支配の基礎をきずく。射芸騎乗にすぐれた。貞和(じょうわ)3=正平(しょうへい)2年5月26日死去。56歳。幼名は豊松丸。通称は彦五郎。著作に「犬追物次第」など。

出典:講談社
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

おがさわらさだむね【小笠原貞宗】
1294?‐1347(永仁2?‐正平2∥貞和3)
南北朝時代の武将。右馬助,治部大輔,信濃守。信濃伊那郡松尾に生まれる。父は宗長。元弘の乱では北条高時に応じたが,のち新田義貞に従い鎌倉を攻めた。南北朝内乱期には足利尊氏の麾下(きか)に属し転戦した。建武年間(1334‐38)に居館を筑摩郡井川に移し,信濃統一の根拠とした。弓馬の名手で,小笠原流の基礎をきずいた人物と伝承された。【笹本 正治】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

小笠原貞宗
おがさわらさだむね
(1294―1347)

鎌倉末~南北朝期の武将。永仁(えいにん)2年4月12日生まれ。父は宗長(むねなが)、母は赤沢伊豆守(いずのかみ)政常の娘。幼名を豊松、長じて彦五郎と称し、のちに従(じゅ)五位下、信濃(しなの)守を名のっている。1331年の元弘(げんこう)の変に際し足利尊氏(あしかがたかうじ)に従って戦功があり、北条氏にかわって信濃(長野県)の守護となった。北条氏残党が蜂起(ほうき)した中先代(なかせんだい)の乱(1335)から南北朝内乱の初期にかけ、尊氏方として各地に転戦して武功をたて、信濃に多くの所領を獲得した。こうして本拠地を甲斐(かい)国(山梨県)から信濃の地に移し、小笠原氏隆盛の基礎をつくった。小笠原一族の嫡流として文武の誉れが高く、騎射の道に優れていた。禅宗に深く帰依(きえ)し、信濃の伊賀良荘(いがらのしょう)(伊那(いな)郡)に名刹(めいさつ)開善(かいぜん)寺を建立した。1347年(正平2・貞和3)5月26日没。法名は開善寺泰山正宗居士。

[湯本軍一]

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367日誕生日大事典

小笠原貞宗 (おがさわらさだむね)
生年月日:1292年4月12日
鎌倉時代後期;南北朝時代の武将;信濃守護;小笠原流礼法の祖
1347年没

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精選版 日本国語大辞典

おがさわら‐さだむね【小笠原貞宗】
南北朝時代の武将。信濃守護。騎射に秀でたため、後世弓術および小笠原礼式の大成者とされた。法名泰山正宗。正応四~貞和三年(一二九一‐一三四七

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